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【八重樫と一問一答】「力不足」進退について「そういうのも考えなきゃいけない実感も」

[ 2019年12月23日 20:57 ]

4R、八重樫は王者の右を浴びる(撮影・長久保 豊)
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 ボクシングのトリプル世界戦が23日、横浜アリーナで行われ、IBF世界フライ級タイトルマッチは同級14位の元3階級制覇王者・八重樫東(36=大橋)が3度目の防衛を狙う王者モルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)に9回TKO負けを喫し、国内男子最年長(36歳10カ月)での世界王座獲得はならなかった。

 【一問一答】

 ――敗戦となった。

 「もらわないように必死にやっていた。しょうがないと思うが、力不足です」

 ――6回までは作戦通りに見えた。

 「プレッシャーも感じていたし、後半は自分も落ちると思っていた。見ている人は左ボディーを食らったと思うが、その前に右を一発もらって、そっちに気がいっていたのか左をもらった」

 ――誤算があるとすれば。

 「右ストレートかな。左ストレートとか左ジャブを意識していたが、その伏線にやられた」

 ――ボクサーとしての限界を感じるか。

 「進退については今は何も言えないが、そういうのも考えなきゃいけない実感もあるし、のんびり考えます」

 ――世界戦のブランクは影響したか

 「関係ない。いろんなものを思い出したというか、楽しかったですし、充実していた。自分のやれることをやってきたつもりはある」

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