村田 初防衛は“夢”への一歩「まだボクサーとしてやりたいこと かなえたい夢がある」

[ 2019年10月17日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者・村田 諒太《12回戦》同級9位スティーブン・バトラ― ( 2019年12月23日    横浜アリーナ )

トリプル世界戦発表の壇上でファイティングポーズをとる(左から)拳四朗、村田、八重樫
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 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太が12月23日に横浜アリーナで同級9位スティーブン・バトラーと初防衛戦を行うことが16日、発表された。KO率80%を誇るハードパンチャー相手に村田はベルト死守を誓った。また、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗がIBF王者と統一戦、元3階級制覇王者・八重樫東がIBF世界フライ級王者に挑戦することも発表された。

 王座返り咲きから3カ月、村田の次のターゲットが決まった。対戦相手のバトラーはWBA9位だが、WBO1位など主要4団体すべてで世界ランク入りするKO率80%のハードパンチャー。初対面の印象を問われ「肌質とか表情が若いなと思いました」と笑い、「好戦的でいい選手だと思う。ランキングは指標でしかない。リング上に2人の男が上がり、どっちが強いかだけ」と断言。高いKO率についても「誰を倒してきたかだから」と意に介さなかった。

 昨年10月の王座陥落から復活を果たしたが、ゴールはここではない。最大のモチベーションは「まだボクサーとしてやりたいこと、かなえたい夢がある」。ただ、先を見すぎて失敗した経験もある。「メンタルやモチベーションのコントロールが大事。どれだけ集中できるかが鍵になる」と表情を引き締めた。

 ブラントとの再戦に向けて自身のボクシングを再構築し、「スタイルが確立できた」という手応えはある。強打の相手でもスタイルを変えるつもりはない。「びびったら強いパンチは打てない。ベースはあるので、それをスパーリングでいい状態に持っていきたい」。すでに2度の走り込み合宿を終えており、今後はスパーなど実戦形式の練習で仕上げていく計画だ。

 村田が12月に世界戦のリングに上がるのは初めて。「特別な思いはないけど、仕事を終えて休みに入りたいというのはある。家族との時間もつくれるし」と歓迎。自身が「夢をかなえる一歩」と位置付ける一戦でもあり、「ベストを尽くす。絶対に倒す。それだけ」とKO勝利を誓った。

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