小浦翼 地元で王座陥落…連打浴びて12回TKO負け デビュー14連勝でストップ
ボクシングのOPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルマッチ12回戦は31日、横浜・大さん橋ホールで行われ、王者・小浦翼(24=E&Jカシアス)が挑戦者で同級13位リト・ダンテ(29=フィリピン)に12回TKO負けを喫し、王座から陥落した。
頭を下げて前進してくる相手に距離をつぶされ、持ち味のスピードを発揮できず。5回には偶然のバッティングで両目上をカットするアクシデントもあり、ペースをつかめないまま、最後はダンテの連打に沈んだ。
V4戦はジム設立15周年を記念した興行、そして小浦にとっては初の地元での試合で、世界挑戦をアピールするはずの舞台だった。だが、結果は最悪のシナリオとなり、プロデビューからの連勝も14でストップ。失意の小浦は報道陣の取材に応じることはなかったが、カシアス内藤会長は「自分のボクシングをさせてもらえなかった。課題が見つかったということ」と代弁するように話した。
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