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パッキャオ ウエルター級トップ選手との対戦に意欲「メイウェザーが復帰しなければ」

[ 2019年2月5日 21:25 ]

マニー・パッキャオ (AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が、ビッグネームとの対戦に意欲を見せているという。

 パッキャオは昨年7月、ルーカス・マティセを7回TKOで下し、WBA世界ウエルター級王座を獲得。全盛期を思わせる戦いぶりでウエルター級王座に返り咲くと、1月の初防衛戦ではエイドリアン・ブローナーに判定勝利。元4階級制覇王者のブローナーを一方的に攻め立て、完勝を収めた。

 フロイド・メイウェザーとの再戦も噂されるが、メイウェザーは半引退状態。2015年9月、アンドレ・ベルトに判定勝利した後は、総合格闘技UFCのスター選手、コナー・マクレガーに10回TKO勝利。昨年の大みそかにもキックボクサーの那須川天心を初回TKOで下したが、ベルト戦以降はボクサーとして実績のある相手と戦っていない。

 パッキャオは2015年5月にメイウェザーと対戦して判定負け。この一戦は大きな注目を集め、ばく大なファイトマネーを生み出したが、現在のウエルター級にもメイウェザーと同等とは言わないまでも、魅力的な選手がそろっている。以下はフィリピンのマニラ・タイムズ紙(電子版)が3日に掲載したパッキャオのコメントだ。

 「メイウェザーが復帰しなければ、自分との対戦を望んでいるキース・サーマン(WBAスーパー王者)を含め、ウエルター級トップの面々と戦うことができる。自分との対戦を望む相手となら、誰とでも戦う。相手は選ばない。プロモーターの壁があっても戦う」。

 「エロール・スペンス(IBF王者)、マイキー・ガルシア(ライト級統一王者)、ショーン・ポーター(WBC王者)。彼等全員を相手にするよ。彼等と戦って、ファンに喜んでもらえたらと思う。マティセ戦とブローナー戦の過去2試合で、自分はまだスピードとパワーがあることを証明した」。

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2019年2月5日のニュース