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拓真、兄・尚弥がコーナー下でアドバイス 「ワクワクする」

[ 2018年12月30日 05:30 ]

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦   (同級2位)タサーナ・サラパット《12回戦》(同級5位)井上拓真 ( 2018年12月30日    東京・大田区総合体育館 )

計量をパスした井上拓真(右)とサラパット(左)。中央はWBCティト・ゴンザレス・スーパーバイザー(撮影・島崎忠彦)
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 兄・尚弥と同じバンタム級で世界初挑戦する井上拓は、WBCのベルトの色にちなんだ緑色のパンツで計量。リミットの53・5キロでパスすると父・真吾トレーナーお手製の雑炊で栄養補給し、「メチャクチャ楽しみ。目の前にベルトがあるので今まで以上にワクワクする」と意気込んだ。

 2年前に一度は世界挑戦が決まりながら右拳骨折で中止。兄の背中が遠ざかったが、時間をかけてバンタム級の体をつくり上げてきた。大橋秀行会長は14年4月の尚弥の世界初挑戦時と比較して「若かったのと、ライトフライ級で減量がきつかった。尚弥の方がナーバスになっていた」と拓真のコンディションに太鼓判。「これだけやれば負けることはない」と豪語した。

 その尚弥は自身のインスタグラムに世界初挑戦時の会見の写真をアップ。「思い入れのあるWBCのベルト 絶対に取ってくれる!」と期待を寄せた。当日はコーナー下でアドバイスを送る予定だ。 

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2018年12月30日のニュース