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メイウェザー「素晴らしいショーを見ていってくれ」 体重差8キロ?那須川に奮闘を促す余裕も

[ 2018年12月30日 20:06 ]

<RIZIN 14公開計量>コメントするメイウェザー(左)と笑顔の那須川(撮影・村上 大輔)
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 大みそかの格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)の公開計量が30日に、試合会場横のさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで行われ、スペシャルエキシビションマッチに臨むボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(41=米国)も参加した。他の試合の選手とは別に事前に計量し、契約体重のリミットの66・7キロでパスした。対戦相手のキックボクサー、那須川天心(20=TARGET/Cygames)は62・1キロだった。

 事前に計量を終わらせたため、メイウェザーは公開計量のイベントに白のタートルネックのセーター、グレーのスーツに黒のハットをかぶって登場。「素晴らしいショーを見ていってくれ」とファンにアピールした。対戦相手の那須川には「テンシン選手、おめでとう。頑張ってください」と奮闘を促す余裕を見せた。第1試合の計量が始まると、すぐに会場を後にした。

 RIZINでは58キロで闘うことの多かった那須川は今回、減量の必要がなく、試合当日も体重はほぼ変わらない見通し。減量してきたメイウェザーが70キロまで戻れば、体重差は約8キロとなる。試合は8オンスグローブを使用することになっているが、RIZINサイドは体重差を考慮してメイウェザーに10オンスグローブの使用を求める方向。両陣営による最終ルールミーティングで調整していくことになった。

 ボクシングに準じた試合に加え、体重差が大きなハンデとなる那須川だが、公開計量のイベントは「日本の皆さん、明日は俺が必ず、メイウェザー選手をぶっ倒します」と力強く宣言した。

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2018年12月30日のニュース