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伊藤「一番充実」 米での世界王座獲り自信 日本人37年ぶりの快挙へ出陣

[ 2018年7月29日 05:30 ]

WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦   同級1位 クリストファー・ディアス―同級2位 伊藤雅雪 ( 2018年7月28日    米フロリダ州キシミー )

計量をパスした伊藤(右から2人目)とディアス(同3人目)
Photo By スポニチ

 前日計量が27日(日本時間28日)に試合会場のキシミーシビックセンターで行われ、伊藤は58・8キロ、ディアスは58・6キロでともに一発パスした。

 世界初挑戦、海外での試合も初めての伊藤だが、笑顔を見せるなどリラックスムード。「(相手は)素晴らしいファイターだから必ずかみ合う。エキサイティングな試合になる」と話し、ディアスと抱き合って健闘を誓い合った。

 早くから米国を意識し、15年2月に日本タイトルに挑戦した時から、試合前の米ロサンゼルス合宿を慣例としてきた。現地ではWBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ)や元WBA世界ライト級王者ダーリー・ペレス(コロンビア)と拳を交える機会にも恵まれ「憧れだったものを現実として捉えられるようになった」。直近の7戦は全勝5KO。「自分の中で一番充実している時期」と自信を持って大一番に臨む。米国での世界王座獲得なら日本人37年ぶりの快挙となる。

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2018年7月29日のニュース