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【RIZIN第10試合】浅倉カンナ女王の貫禄 判定でRENAを返り討ち!

[ 2018年7月29日 21:39 ]

RIZIN.11   ○浅倉カンナ―RENA● ( 2018年7月29日    さいたまスーパーアリーナ )

勝った浅倉カンナと、敗れガックリのRENA(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 女子スーパーアトム級初代女王の浅倉が、シュートボクシング世界女子フライ級王者のRENAを返り討ちにした。昨年大みそかのスーパーアトム級トーナメント決勝の再戦はグラウンドで優位に進めた浅倉が、3―0の判定で勝利を収めた。

 1Rはタックルからテークダウンを奪い、巧みなパスガードからパウンドで攻めた。2RはRENAのインローなどを受けて、右脚に大きなダメージを負った。それでも果敢にテークダウンに出て、マウントポジションからの腕十字固めなどで攻めた。3Rもグラウンドで試合をコントロールした。

 「RENAさんの強くなるスピードが速くて、試合中に初めて焦った。RENAさんの怖さは半端なかった」。恐怖は感じながらも、自分の持ち味を出し切ることに集中した。「しっかりテークダウンを取れて良かった」と勝因を語った。

 リング下で見守った交際中のキックボクサー、那須川天心からは試合中にアドバイスを送られた。「試合内容はあまり覚えていない」というものの、那須川からの声は「しっかり聞こえていた」という。「お互いに高め合えているということを見てもらえて良かった。勝って会いにいけて良かった」と喜んだ。

 憧れだったRENAを昨年大みそかに続いて撃破。「RENAさんを超えたからには、強い選手に当たっていかないといけない。そのために、もっと強くなりたい。終わって悔しい気持ちもある。遊んでいる暇はない。(今は)練習したい」。20歳の女王はさらなるレベルアップを口にした。

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2018年7月29日のニュース