コラレス、今度は前日計量一発クリア　内山警戒「前回よりいい状態で…」

前日計量をパスしポーズを決める内山（右）とコラレス
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　３１日に東京・大田区総合体育館で行われるボクシングのダブル世界戦の前日計量が３０日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）で行われ、ＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ１２回戦は挑戦者の同級２位・内山高志（３７＝ワタナベ）はリミットを１００グラム下回る５８・８キロで一発パス。４月の内山戦では再計量の末にクリアしたスーパー王者ジェスレル・コラレス（２５＝パナマ）も、内山より軽い５８・６キロで無事パスした。

　４月に２回ＫＯ負けしたコラレスとの再戦でリベンジを狙う内山は、自分からコラレスに握手を求めた。計量を一発クリアした相手について「前回ああいう形になったので、今回はしっかり落としてきたのでは。ひょっとしたら前回よりもいい状態で来ることも考えられる。どういう形で来てもいいように練習してきた」とコメントし「リベンジしたい気持ちとプライドを懸けて戦うだけ。自分はアマで始めた時から這い上がってきたタイプ。プロではエリートと言われていたけど、昔みたいな気持ちは持っている。絶対に這い上がってやろうという気持ち」と意気込んだ。

　一方、前回と同様に仮面をつけて計量に臨むと予告していたコラレスは素顔のままで、特にパフォーマンスもなし。「仮面はホテルに忘れた。明日はつけてくるよ」と明かし、心配された減量についても「苦しむことなくスムーズにできた」と胸を張った。