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井岡、小国ら4選手とも1回でパス ダブル世界戦前日計量

[ 2016年12月30日 16:16 ]

ダブル世界戦の調印式を終え、ポーズをとるWBAフライ級の正規王者井岡一翔(左から2人目)、暫定王者スタンプ・キャットニワット(同3人目)と、IBFスーパーバンタム級の挑戦者小国以載(左端)、王者ジョナタン・グスマン
Photo By 共同

 ボクシングのダブル世界戦(31日・島津アリーナ京都)の調印式と前日計量が30日、京都市内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座統一戦に臨む正規王者の井岡一翔(井岡)、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級王座に挑戦する同級5位の小国以載(角海老宝石)ら4選手は1回でパスした。

 井岡と暫定王者のスタンプ・キャットニワット(タイ)はともにリミットの50・8キロ。4度目の防衛戦に向け井岡は「どっちが王者か、レベルの違いを見せたい」と意欲十分で、スタンプは「勝ってタイにお土産を持っていく」と応じた。

 王者のジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に挑む小国はリミットの55・3キロだった。初の世界戦を前に「こんなに人が集まって、すごい変な感じ」と緊張気味。55・2キロのグスマンは小国陣営からグローブの計量を求められる場面もあり「試合前からすでに言い訳を探しているのか」と余裕を見せた。

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