×

小国挑戦のグスマン グローブ計量求められるも余裕「言い訳探しか」

[ 2016年12月30日 18:34 ]

小国からの要求で、IBFの立ち合い人をはじめとする試合関係者がグローブを検査
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(31日・島津アリーナ京都)の調印式と前日計量が30日、京都市内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王座統一戦に臨む正規王者の井岡一翔(井岡)、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級王座に挑戦する同級5位の小国以載(角海老宝石)ら4選手は1回でパスした。

 井岡と暫定王者のスタンプ・キャットニワット(タイ)はともにリミットの50・8キロ。4度目の防衛戦に向け井岡は「どっちが王者か、レベルの違いを見せたい」と意欲十分で、スタンプは「勝ってタイにお土産を持っていく」と応じた。

 王者のジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に挑む小国はリミットの55・3キロだった。初の世界戦を前に「こんなに人が集まって、すごい変な感じ」と緊張気味。55・2キロのグスマンは小国陣営からグローブの計量を求められる場面もあり「試合前からすでに言い訳を探しているのか」と余裕を見せた。

続きを表示

2016年12月30日のニュース