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尚弥 右手負傷も「左1本でもコントロールできた」

[ 2016年5月9日 05:30 ]

声援に応える井上尚弥
Photo By スポニチ

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ ○王者・井上尚弥 判定3―0 同級1位ダビド・カルモナ●

(5月8日 有明コロシアム)
 【井上尚弥と一問一答】

 ――左1本でいこうと思ったのは。

 「5回ぐらいですね」

 ――異常を感じたのは。

 「2回ですね」

 ――5回にはラッシュをかけた。

 「チャンスと思っていったけど、思った以上にタフで攻めきれなかった。早い回に終わらせたかったんですけど、右手に異常があったので」

 ――途中から左フックを狙っていたようだが。

 「左で倒すならフックかなと。距離を詰めて打とうとしたけど、詰めるまでの過程が悪くて。足を使ってサークリングもしたけど、うまくいかなかった」

 ――焦りはあったか。

 「負ける焦りはなかったですけど、ここ2戦いい形で勝ってきて、その流れで持っていきたかった。インパクトある試合をしたいという点では焦りはあった」

 ――ランキング1位を連破した。

 「左1本でも(試合を)コントロールできたし、1位とのレベル差は見せられたかな。圧倒的な差を見せられていないのは悔しいですね」

 ――いつもより被弾した。

 「このぐらいはもらっても大丈夫、という悪い癖が出た。そこは徹底的に直していきたい」

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