松本　まさかのＴＫＯ負け…１８戦目で初黒星

ことごとくカウンターを合わされた松本

プロボクシング８回戦 ●松本亮　５回１分４秒ＴＫＯ　ビクトル・ウリエル・ロペス○

（5月8日 有明コロシアム）
　ＷＢＯ世界バンタム級２位の松本亮（大橋）が１８戦目で初黒星を喫した。

　通算８勝５敗１分けのビクトル・ウリエル・ロペス（メキシコ）の連打で顔が紅潮すると、３回には左ジャブで大きくのけぞるほどふらついた。フットワークも使えず、腰の入らないパンチを打っても利かせられない。最後はさして力のない右ストレートを食らうと、レフェリーが試合を止めた。年内の世界挑戦を見据え「いいアピールをしたい」と意気込んでいたが、まさかのＴＫＯ負けで意気消沈し、試合後は控室にこもりっきりだった。