河野 挙式前祝いのV3!食事サポートの愛妻に感謝

[ 2016年4月28日 05:30 ]

防衛に成功し芽衣夫人の祝福を受ける河野

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦 ○王者・河野公平 3―0判定 同級7位インタノン・シッチャモアン●

(4月27日 大田区総合体育館)
 WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(35=ワタナベ)は同級7位インタノン・シッチャモアン(29=タイ)を攻め続けて3度目の防衛に成功した。

 4回にワン・ツーで、5回にはバッティング気味だったものの、思い切った踏み込みからの連打で、そして7回には強烈な左右の連打で3度のダウンを奪った。その後も一方的に攻め立てた。ただ、粘るインタノンを仕留められず、試合後は「正直スカッと倒してKOしたかった。できなくて残念です」と喜びよりも悔しさを先に口にした。

 それでもラッキーカラーの緑の服で応援してくれた芽衣夫人にはきっちり白星を届けた。今回、食事面などのサポートを受け「自分に気を使って外にも出ない。気疲れで1、2キロ痩せたみたい」。そんな献身的な愛妻に最高のプレゼントを贈り「つらい思いをさせてきた。勝って良かった」。7月に予定する挙式にも花を添えた。

 次戦は香港の人気選手のレックス・ツォーと中国での対戦が有力だ。年末には暫定王者のコンセプション(パナマ)との統一戦の可能性もある。昨年10月には亀田興毅を米国で下したが、今後も夢のある戦いが待っている。3度目の世界挑戦で王者となり、一度陥落しながらも返り咲いた35歳の苦労人。「よくよく考えると僕が3度の防衛ができたんで、うれしいですよ」と最後は笑顔を見せていた。

 ▼元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史氏 レフェリーによってはストップもあった試合。河野には90点以上つけられる内容だった。KOできなかったのは、相手の粘りによるものだった。

 ▽河野―インタノンVTR 河野が右の強打を的確に当てて完勝した。4回終了間際にワンツーを鮮やかに決める。5回にも倒し、7回は右ストレートの連打で3度目のダウンを奪った。終盤は決定打を欠いたものの、リーチとスピードの差を生かし、大差の判定で寄せ付けなかった。タフに闘い抜いたインタノンは右フックなど一発頼みの単調な攻撃に終わった。

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