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ブーイングの中…興毅“かき回して”去る

[ 2008年7月31日 06:00 ]

坂田の試合前に協栄ジムの金平会長(左)にあいさつする亀田興毅

 WBCフライ級タイトルマッチのリングサイドに陣取っていた亀田興は勝利インタビューを遮るようにリングイン。3月22日以来、130日ぶりに日本のリングに上がると内藤の右手を高々と掲げ、「次(オレと)しようや」と挑戦を表明した。

 館内からのブーイングを背に控室に戻った亀田興は「(内藤は)オレとやったらええや。大毅が世界戦で負けたわけだから、胸に詰まったものがあるからな。ボクシング界も盛り上がる」と弟の敵を討つことを希望。時期についても「紅白と勝負しようか」と大みそかの対戦を提案した。
 内藤については「勝ってほしかった。国民の期待やから。オレも一国民やからね」と冗談を口にしながらも「イメージはできたし、自信あるよ」と胸を張った。8月30日にメキシコで2戦目を予定しており「あと1、2試合して大みそかや。面白いやないか」。会場をかき回すだけかき回すと意気揚々と引き揚げた。

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2008年7月31日のニュース