内藤倒せる…油断した挑戦者・清水

　ＷＢＣフライ級タイトルマッチの８回終了時で２―０とリードしていた清水にとって悔やまれる結果となった。巧みな防御とジャブ、右ストレートに時折見せた右アッパーでポイントを稼いだが「いいところで（パンチを）もらってしまった。８回のリードのアナウンスを聞いて油断してしまった」と涙を流した。試合１カ月前に対戦が決まった昨年４月のポンサクレック戦とは違い、十分に準備して臨んだ２度目の世界挑戦。王者をあと一歩のところまで追いつめたイケメンボクサーは「もう一回戦いたい」と雪辱を誓った。