試合開始時間が突然3時間前倒しに? 見たい人が多すぎる今の韓国KBOリーグを表す動き

[ 2026年5月19日 11:00 ]

 満員のソウル・蚕室(チャムシル)球場(ストライク・ゾーン提供写真)
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【室井昌也コラム 月に2回は韓情移入】

 「試合開始を17時から14時に変更します」

 韓国KBOリーグではこんな発表がたびたびある。今年は5月末までの試合で9試合の変更が発表になった。いずれも土曜日の試合だ。なぜか。

 KBOリーグでは月、曜日ごとに開始時間を定めている(球団の裁量で変更可)。5月は平日18時30分、土曜日17時、日曜・休日14時。夏季になるとドーム球場を除き14時開始は無くなり、17時または18時開始となる。

 現在のKBOリーグは人気が高く、毎週金曜日のナイトゲームを地上波テレビ局(KBS 2TV)が中継していることを4月21日の本コラムで紹介した。土曜日の開始時間が3時間前倒しになる理由、それは地上波局(SBS)の番組編成に合わせるためだ。

 もう一つの地上波局、MBCは日曜日14時開始のデーゲームを「サンデーベースボール」と銘打って毎週中継を行っている。SBSが土曜日に中継することで韓国では金、土、日と地上波全国ネットでプロ野球を見ることができる。

 KBOリーグの公式戦全試合はスポーツ専門チャンネルと、有料動画配信サービスで放送、配信されている。一方で地上波局での中継は、ライト層やインターネットに不慣れな世代がプロ野球に気軽に触れる機会となる。

 試合時間変更が発表になるのは約2週間前と直前だが、前売り入場券の発売開始が1週間前(一部球団を除く)なので大きな混乱にはなっていない。

 ここまで行われた211試合のうち、半分以上の126試合が大入り満員のKBOリーグ。球団職員であっても「チケットを取って欲しいという要望になかなか応えられない」という。

 土曜日の試合時間変更は、「見たい人が多い」今のKBOリーグを表す動きの一つだ。

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