広島・栗林良吏 今季無得点試合なしの阪神から完封「そういう意味では凄くうれしい」甲子園はため息の連続

[ 2026年5月15日 21:26 ]

セ・リーグ   阪神0─2広島 ( 2026年5月15日    甲子園 )

<神・広(6)>完封勝利を挙げ、新井監督(右)とタッチを交わす栗林(撮影・岩崎 哲也)
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 広島・栗林良吏投手(29)が、15日の阪神戦で痛快な完封劇を演じた。終わってみれば、準パーフェクトの快投を演じた開幕3戦目の3月29日の中日戦以来、今季2度目の完封で4勝目。シーズン2度の1安打以下シャットアウト勝利は、球団では72年外木場義郎以来54年ぶりの快挙となった。

 価値があるのは、今季阪神はここまで38試合で無得点試合はなし。虎を初の零敗で牛耳ったことに栗林は「らしいですね。昨日か一昨日の記事で見たので、そういう意味では凄くうれしい」とほおを緩ませた。

 初回、三塁・坂倉の失策から、2死一、三塁のピンチとなったが、中野を中飛に退け、無失点で切り抜けた。「あそこで点を取られていたら、きょうの投球はなかったと思う。初回が全て」とピンチを脱したことでリズムに乗った。

 2回から8回までは1人の走者も出さない完全投球。9回に高寺にこの日初となる四球を与えたものの、森下、佐藤輝という長打のある怖い打者を打ち取って完封を完成させた。

 9回は疲れもあったか、と聞かれた栗林は「初回から疲れていました」と独特の表現で語り、今季2度目の完封には「僕が(最後まで)投げなくてもリリーフ投手が抑えてくれたと思いますし、任されたからには抑えたいと思ってマウンドに上がっていただけです」と胸中を明かしていた。

 阪神の本拠甲子園ではまさかの結末で、虎党もため息の連続だった。

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