西武・高橋光成 志願の1失点完投 タカキラー4戦4勝 先発のみでは西口監督以来30年ぶり

[ 2026年5月14日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2―1ソフトバンク ( 2026年5月13日    みずほペイペイD )

<ソ・西>9回、ピンチを迎えるも野村を三振に仕留めて完投勝利した高橋光成は雄たけびを上げる(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 渾身(こんしん)の力を込めて今季最多の129球目を投じた。2―1の9回2死二、三塁。西武・高橋光は野村を148キロのフォークで空振り三振に仕留めた。リーグトップの5勝目を挙げた雄叫びが響き渡った。

 「疲れましたけど、最後まで集中して投げられた。(2度目の完投は)うれしいですし、続けていきたい」
 ソフトバンク相手に4戦4勝。チームが同カード4連続で勝ち越すのは10年以来16年ぶりで、すでに昨季の8勝に11試合目で並んだ。西口監督は「今年は見るからに出来が全然違うし、球の質も切れも違う。今日はやっぱり(高橋)光成の投球が良かった」と絶賛した。

 2回に近藤に先制のソロ本塁打を浴びたが、17のゴロアウトを奪うなど、相手打線を抑え込んだ。1点差で迎えた9回、西口監督は投手交代も頭をよぎったが、高橋光自ら「もう1イニングいける」と志願してマウンドに立った。「流れが完全に僕だった。行くしかないというところだった」。9回3安打1失点と満点の投球を見せ、結果で応えた。

 敵地での2連勝で今季初の6連勝。貯金は最多5に伸ばし、試合のなかった首位・オリックスと2ゲーム差に迫った。全て先発でソフトバンク戦4戦4勝は96年の西口文也以来30年ぶりという快挙も成し遂げた“鷹キラー”は「まだ前半戦。集中して一試合一試合やっていきたい」。冷静な右腕とは対照的に、獅子党のボルテージは上がる一方だ。(河西 崇)

 ≪オール先発では現監督の西口文也が96年に達成して以来30年ぶり≫高橋光(西)が今季ソフトバンク戦で4戦4勝。ソフトバンク相手にシーズン初登板から4戦4勝は20年美馬学(ロ)以来。チームでは00年松坂大輔が救援勝利を含む4戦4勝を記録して以来で、オール先発では現監督の西口文也が96年に達成して以来30年ぶり。

「西武」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年5月14日のニュース