社会人野球の強豪、セガサミーが廃部発表 「経営環境は大きく変化」 26年シーズンで約20年の歴史に幕

[ 2026年5月14日 17:06 ]

15年、都市対抗の試合前、セガサミーの初芝清監督(右端、元ロッテ)の隣で「勝つ!勝つ!勝~つだ!」とナインに活を入れる長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(中)
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 セガサミーホールディングス株式会社が運営する社会人野球チーム「セガサミー野球部」は、2026年シーズンをもって活動を終了し、廃部することを発表した。

 発表文では冒頭で「当社野球部は、株式会社セガとサミー株式会社が経営統合した翌年の2005年に創部され、20年にわたり多くの皆さまから温かいご支援とご声援を賜ってまいりました。これまで支えてくださったファンの皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます」と感謝の言葉をつづり、「創部当初、経営統合間もないグループにおいては、従業員の一体感を醸成し、結束力を高める象徴的な存在として、当社グループの歩みを支える重要な役割を担ってまいりました。また、都市対抗野球大会や日本選手権といった舞台でも実績を積み重ね、多くの感動をもたらしながら、地域イベントやスポーツ教室への参加などを通じてスポーツの魅力を発信し、明るく健全な社会形成、地域社会への貢献にも取り組んでまいりました」と続けた。

 その上で「しかし、当社グループを取り巻く経営環境は近年大きく変化しており、チームの近年の状況なども踏まえて検討を重ねた結果、活動終了という判断に至りました。これまで本チームを通じて培われたグループシナジーや経験、感動体験は、今後の企業活動、および、地域やスポーツへの貢献活動に引き継いでまいります」と、廃部に至った理由を説明した。

 最後に「長年にわたり、多くの皆さまに支えていただいたことに、改めて深く感謝申し上げます。当社グループはこれからも、スポーツや地域社会との関わりを大切にしながら、新たな感動体験の創造に取り組んでまいります」と再び感謝の言葉を載せて締めた。

 セガサミー野球部は都市対抗出場14回を誇る社会人屈指の強豪。日本選手権では14年に準優勝を果たした。OBからプロ野球選手を多数輩出しており、DeNA・宮﨑敏郎、ヤクルト・荘司宏太など現役選手も複数いる。

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