ヤマハ・矢幡勇人 勝ち越し決勝打含む4安打2打点 コーチ兼任35歳の活躍で決勝T進出に望みつなぐ

[ 2026年5月11日 21:00 ]

JABA東北大会予選リーグ   ヤマハ4―2鷺宮製作所 ( 2026年5月10日    仙台市民 )

決勝打を含む4安打2打点の活躍を見せたヤマハ・矢幡(提供写真)
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 ヤマハが接戦を制し、予選リーグを1勝1敗とした。「1番・DH」として出場した矢幡勇人コーチ兼外野手(35)が勝ち越しの決勝二塁打を含む4安打2打点。チームは決勝トーナメント進出に望みをつないだ。

 「当てにいって後悔したくなかったので、とにかく自分のスイングをしようと思っていました」

 2―2の6回2死一、三塁。カウント1―2と追い込まれたが、やや内寄りのチェンジアップを捉えた。舞い上がった白球は、左翼後方のフェンスに直撃する勝ち越しの決勝二塁打。3―2の8回1死一、三塁では外のスライダーを三遊間へはじき返す左前適時打を放ち、先発の佐藤廉に貴重な援護点を与えた。

 「ピッチャーに合わせる部分があったので、そこを見直しました」
 
 考え方を改めて、この日の一戦に臨んだ。9日のTDK戦では4打数無安打。同戦での反省を踏まえ、配球よりも自らのスタイルを貫くことに重きを置いた。その結果が4安打2打点。「来たボールに対して出だしたから小さくフルスイングする」という理想の形で、快音を奏で続けた。

 今季が入社14年目。昨年からはコーチを兼任するが、向上心が尽きることはない。昨年から出力を高めるために始めた3キロのメディシンボール投げは今季も継続。20メートル走でのタイム計測を欠かさないことで、その日の自らのコンディションにも細心の注意を払う。「走れなくなれば、野球全体の力が落ちていってしまう」。地道な練習がウソをつかないことを体現する日々だ。

 黒星発進となったが、この日の勝利で決勝トーナメント進出に望みをつないだ。「明日も負けられない試合になる。チームとしてのつながりが出てきているので、攻めるところは攻める、守るところは守る、と全員でやっていきたい」。12日は仙台市民球場でロキテクノ富山と対戦する。

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