阪神・高寺望夢が千金V2ラン チーム1番打者今季1号 リードオフマンでの起用継続へ

[ 2026年5月7日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―0中日 ( 2026年5月6日    バンテリンドーム )

<中・神(9)>6回、先制2ランを放つ高寺(投手・高橋宏)(撮影・亀井 直樹)
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 阪神・藤川監督から「宇宙人」と称される性格の高寺は、天性の打撃センスを持つ。「苦手なピッチャーとかはあまりいないですね」。150キロをゆうに超える高橋宏の直球をものの見事にはじき返した。

 「先制点になったので良かった」

 0―0の6回無死一塁。1ボールから、真ん中高め152キロを強振した。打った瞬間スタンドインを確信する今季1号決勝弾。不動のリードオフマン・近本を欠く中で、4試合連続の1番起用に応えた。これがシーズン33試合目にして、チーム1番打者に飛び出した今季初アーチだった。

 「試合に入ったら必死にやるだけ。(1番起用は)あまり考えてない」

 5年目の昨季は自己最多の67試合に出場。プチブレークのきっかけとなった宜野座キャンプが、ターニングポイントだった。実戦では打率4割でキャンプMVPを獲得。「勝負の一年」と位置づけた同キャンプでは、例年以上に体を追い込んだことで、序盤から疲労がたまっていた。そんな時の日課が、宿舎で観光客向けに午後8時から行われる噴水ショーの見学だった。

 「毎日、一人で見に行ってました。ボーッと見ているだけですけど、すごくきれいで。癒やされてました」

 選曲された音楽に合わせて噴水がリズミカルに躍り、プロジェクションマッピングと融合した約15分のイベントは、意外にも「安定したパフォーマンスにつながっていた」と笑う。今年はホテルが改装中のために開催はなかったが、「来年も見られるように頑張るだけです」。宜野座組の特権をモチベーションの一つにしている。

 この日の躍動で、藤川監督からは「(今後も)1番でとは思っています。腰を据えてね、さらに飛躍していく姿を期待したい」と1番起用を継続する方針を引き出した。「凡退の打席の内容を良くしてあさって(8日)から頑張っていきたい」と高寺。今年は、大ブレークの1年にする。 (石崎 祥平)

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