西武 2回に球団タイ9連打で8点など先発全員18安打で10点大勝!渡部 自身初の満塁弾

[ 2026年5月7日 05:30 ]

パ・リーグ   西武10―2ソフトバンク ( 2026年5月6日    ベルーナD )

<西・ソ>2回、渡部が満塁ホームランを放ちチームメートに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
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 西武は6日、ソフトバンクに10―2で大勝し、14年ぶりに同カード3連続勝ち越しを決めた。2回に球団タイ記録となる9打数連続安打で8得点。渡部聖弥外野手(23)は自身初の満塁弾を放った。チームはゴールデンウイークの9連戦を5勝4敗で勝ち越し、勝率5割に復帰した。

 死球で負傷した右手親指のテーピングは、まだ痛々しい。そんなものはお構いなしとばかりに、渡部が大関の144キロ直球を強振した。左翼席へ軽々と運ぶと、右手でガッツポーズ。プロ初のグランドスラムに「走者がたまったところでベストパフォーマンスを出せたし、9連戦を勝ち越せた。全部のシチュエーションを含めて最高ですね」と破顔した。

 ナインの力が2回に結集した。1死後、平沢の右越え二塁打が今季スローガン「打破」の号砲だ。古賀悠の左越え適時二塁打で先制すると、石井の右前打、滝沢は中前適時打と下位打線もつないだ。渡部の満塁本塁打だけでは止まらず、打者12人攻撃で一挙8得点。9連戦ラストに、3年ぶりとなる球団タイ記録の9打数連続安打をマークした。昨季の2桁得点は3度だったが、今季は既に4度目。西口監督は「打ってくれるので言うことはない。頼もしい限りです」と手放しで絶賛した。

 渡部はプロ1年目の昨季は満塁の絶好機を生かし切れなかった。11打数で1安打、打率・091と低迷。走者を還す意識が強く、軽打したことが凡打につながっていた。「今は打ち上げるイメージ。浮いた球にも手が出やすいし、低めを見極めることができる。いい結果につながっているし、意識の変化が大きいですね」。考え方を変えた今季初の満塁での打席で、狙い通りの結果を出した。

 先発全員の18安打で大勝したチームは、2カード連続勝ち越しで勝率5割復帰。ソフトバンクに3カード連続で勝ち越すのは14年ぶりで、昨季8勝17敗の苦手意識を払拭した。あす8日からは今季初の貯金を目指して楽天3連戦に臨む。渡部は「チーム状態はいい。もっと勝つ試合を増やせるように頑張っていきたい」と力を込めた。(河西 崇)

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