日本ハムが31イニングぶりに適時打”!レイエスからドバドバッと今季最多タイの12得点

[ 2026年5月7日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム12―2楽天 ( 2026年5月6日    楽天モバイル )

<楽・日>6回、勝ち越し適時打を放つレイエス(撮影・木村 揚輔)
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 日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が6日、楽天戦で今季初の4番に座り、1―1の6回2死一、二塁で左前へ決勝適時打を放った。チームにとって31イニングぶりの“適時打”で、これが呼び水となり、今季最多タイの12得点をマーク。ゴールデンウイークのラストを飾り、大型9連戦も5勝4敗と勝ち越しに成功。現在5位ながら、8日からの首位・オリックス3連戦(京セラドーム)へ勢いをつけた。

 サッカーW杯に3度出場した元日本代表MF本田圭佑は「名ストライカーが言っていた。ゴールはケチャップみたいなもの。出ないときは出ないけど、出るときはドバドバ出る」と語ったことがある。競技は異なるが、野球にも似たようなことは多々ある。

 この日の日本ハム打線がそうだった。3、4回と先頭が安打を放ちながら、後続が併殺に倒れた。1点差の5回無死満塁も万波の二ゴロ併殺の間に同点に追い付くのがやっと。これで打線は3日のオリックス戦の初回にレイエスが中前打を放ってから、30イニング連続で適時打が出ていない。

 6回も先頭・田宮が四球で出塁しながら2死一塁となった。またか…。そんな不穏な空気が充満した中で、清宮幸が四球でつなぐと今季初4番で出場したレイエスが3番手・宋家豪(ソン・チャーホウ)の2球目スライダーを左前へ運んだ。

 「打席に入る前に、カストロと外野の間を抜くラインドライブの打球を打ちたいと話していた。イメージ通りの打球を打てた」。チームにとって31イニングぶりとなる適時打で勝ち越し、レイエスを最後に始まった長いトンネルをレイエスの一振りで抜けた。

 これで“ケチャップ”ならぬ“適時打”がドバドバと飛び出した。5番・野村も左翼線へ適時二塁打。「昨日、選手会長(清宮幸)と菖蒲(しょうぶ)湯を探しに行ったことが、勝負どころで生きたと思います」と験担ぎも功を奏した。菖蒲湯は、端午の節句に菖蒲の葉や根を湯に浮かべて入る伝統的な薬湯で、邪気払いと無病息災を願う。量販店を回ったが、あいにく菖蒲を見つけられず、入浴できなかったが御利益はあった。

 8回には矢沢の左中間三塁打、水野の右前打、田宮も左中間三塁打を放ち、3本の長短適時打を集中。終わってみれば、打線は14安打で今季最多タイの12得点と圧勝した。長い9連戦を5勝4敗で乗り切り、新庄監督も「今日みたいな試合を続けて良い流れにしていきます」とコメント。試合後のレイエスは「マタ、アシタ」と言って球場を後にした。さあ、ここから巻き返す。助っ人の笑顔には自信がみなぎっていた。

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