阪神・福島圭音がプロ初盗塁「初球に思い切って行けた」 同じ白鴎大出身の大山先輩に続き躍動

[ 2026年4月23日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神6―7DeNA ( 2026年4月22日    横浜 )

<D・神(5)>2回、二盗を決めた福島(撮影・岸 良祐)
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 阪神・福島が、「足のスペシャリスト」としての第一歩を踏み出した。1―4の2回2死から、二盗でプロ初盗塁をマーク。持ち味のヘッドスライディングで決めた。

 「初球に思い切って行けたのは良かった。チームが勝てなかったので、また次、しっかり決めたいと思う」

 積極的に仕掛けた。中前打で出塁すると次打者・坂本の初球から果敢にスタートを切った。50メートル走5秒8の俊足を飛ばし、悠々セーフ。大山が2号ソロを打った直後に安打、そして盗塁と躍動。同じ白鴎大出身で、かねて「取り組み方の見本」と語る先輩に続き、最大の武器を誇示した。

 「どん底…でしたね。当時はその時の事を思い出して、本当に寝られないくらい」

 24年、1年目で宜野座キャンプに抜てきされた時のことだ。足の「一芸」枠として具志川キャンプから招集され、何度か代走で出番をもらったが、なかなか初球からスタートを切れなかった。結果を出せないまま、再び2軍に合流。「自信がなかった」。準備力のなさを痛感した。そこでオフには阪神の新人合同自主トレにも「走り方指導」に訪れる筑波大准教授・谷川聡氏に弟子入りし、少ない歩数でトップスピードに乗る走り方を身につけた。テレビで1軍戦に目を凝らし、投手のクセを見抜く練習も怠らなかった。努力が凝縮された初盗塁だった。

 6―6の7回には左翼守備で決死のダイブを仕掛けるも、惜しくも左前打を献上。同点の8回には1死満塁で遊ゴロに倒れた。良くも悪くも要所で存在感を発揮。「捕らないと意味ないですし、チャンスで凡退もあった。それが今日の結果」。全てを次戦の糧にする。(松本 航亮)

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