今季初勝利が遠い 佐々木朗希「球種が少ない分、質自体が高くないと」 修正への思い

[ 2026年4月20日 07:38 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―9ロッキーズ ( 2026年4月19日    デンバー )

<ロッキーズ・ドジャース>5回途中3失点で降板する佐々木(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 ドジャース佐々木朗希投手(24)が19日(日本時間20日)、ロッキーズ戦で今季4度目の先発登板となったが、4回2/3を7安打3失点で今季初勝利はならなかった。

 試合後、佐々木は「1巡目は早いカウントで打ってもらったので、基本的に真っすぐが多くなった。そこから2巡目は変化球を入れながら、ほとんどがフォークボールでしたけど、いいところにいったり、抜けたりした。試合前のミーティング通り投げました。3点とってもらったので、リードを保った状況で降りるべきだった」と悔しさを抑えるように話した。

 初回はわずか8球で今季初めて3者凡退で立ち上がった。2回2死から安打で出塁を許したが、カストロを左飛に打ち取る。3回も先頭で中前打を許したが、後続を遊ゴロ、二ゴロ併殺に仕留めた。3回までわずか26球。過去3試合で13回を投げて10四球の反省を生かし、直球主体でストライクゾーンに積極的に投げ続けた。

 3点リードの4回だった。先頭打者に遊撃内野安打で出塁を許すと、グッドマンには直球が抜けて死球。続く打者は空振り三振に斬ったが、ラムフィールドに右前へ運ばれて1点を返される。続くジョンストンに四球を与えて1死満塁とリズムを崩しかけたが、カストロを98.5マイル(約158.5キロ)の外角低め直球で二ゴロ併殺に仕留めた。

 5回も先頭のキャロスに3ボール1ストライクから甘く入った直球を左越えソロ。さらに続くマッカーシーにもボールが先行し、右中間へ落ちる二塁打。続くジュリアンにも2ボールから中前へ運ばれ、同点に追いつかれた。2死から四球を与え、一、二塁となった場面で降板した。4回2/3で78球を投げ、7安打で2奪三振、2四死、1死球だった。

 「試合を通じてカウントを悪くする場面が多かった。(本塁打は)そのツケが回ってきたのかなと思います」とし、2巡目につかまることについては「投げているボールの問題だと思う。僕自身の問題。球種が他のピッチャーより少ない分、質自体が高くないといけない。そこまで質が高くないのが現状」と自己分析した。

 「他のピッチャーみたいに多くの球種を操ることは、今からすることはできない。今は自分の持っているボールを磨いて、自分の納得いくボールを投げられるようになって、そこで打たれたらはじめて自分のスタイルが変わっていくと思う。まずは自分にあるスタイルを質高く実行することが大事なのかなと思います。ずっと調整はしているので。ただ、1週間の中でどれだけ変えられるかというのは限られた期間ではありますし、長期的な視点と次の登板ですぐできることの2つを分けて調整するようにしている」

 クアーズフィールドでは初めての登板。同球場は標高約1600メートルの高地にあり、気圧が低く空気抵抗も少ないため、打球が飛びやすいことで、「打者天国」と知られている。捕手スミスと今季初めてバッテリーを組むなど、チームも佐々木を援護するために試行錯誤を重ねる。課題を今季初勝利へとつなげることができるか。他のドジャース先発陣は順調に勝利を重ねている。

この記事のフォト

「佐々木朗希」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年4月20日のニュース