阪神・藤川球児監督 リーグ最速通算100勝に王手「いやもう、全くない」、「次は横浜?いきましょう」

[ 2026年4月19日 20:18 ]

セ・リーグ   阪神7―5中日 ( 2026年4月19日    甲子園 )

<神・中(6)>最後を締めたドリス(左から3人目)らナインを迎える藤川監督(同2人目)(撮影・岩崎 哲也)
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 阪神は、先発の伊原が緊急降板するアクシデントを乗り越えて逆転勝ち。老舗球団対決となる中日戦で、球団初の開幕6連勝とした。途中出場組と主力が融合しての勝利に、藤川監督は「もう見ていただいた通り、チームとして束になってかかっていく今シーズンのタイガースらしい戦いができたんじゃないかなと思う」と喜んだ。

 伊原が降板した後、石黒、工藤が登板した。

 「(石黒は)まだボールが弱いね。少しずつああいう経験をしながら。(1年目は)チャンスと言うか、1軍での登板がなかったんじゃないかな。そうするとどうしても研修期間みたいなものが長いので。そこは課題ですから、ちょっと時間かけながらですけど。まあ、健康でいてくれればチャンスはあると思います」

 「(工藤は)ファームで、少し長いイニングを投げながら野球を覚えようという取り組みをやってましたから。脱力を少しずつ覚えられるようになっています。これも2年目ですから。まだ全然、教育ができる年数だと捉えています」

 2連投中だった岩崎をベンチから外し、ドリスを抑えに回した。石井が離脱、及川が不振で2軍にいる万全とはいえないブルペン陣を、巧みな選手起用で補っている。

 「選手を健康な状態でゲームに出すことが非常に重要ですから。今日は工藤が良かったですし、また木下もいますし、ひとつずつ(ブルペンの)駒を増やしていくことができればいいですけど。(継投が)うまくいくのもキャッチャーがきっちりとリードしたり、中野がセカンドでああいうプレーをしたり、連携ですから」

 今後も、勝利を目指しながら若手の育成に取り組むことを明言した。

 「経験と成功体験を覚えていくことが、(入団して)早い段階では重要になってくる。何年間もやってると慣れてしまって難しくなってくるけど、最初がすごく肝心だと思いますね。大卒とか社会人は。高校生の場合はまた少し違うと思いますけど。まあでも、展開がこういう風に向けばきっかけをつかむチャンスはありますよね」

 監督通算99勝。3試合以内に1勝すれば、巨人を率いた原辰徳氏の167試合を抜き、セ・リーグ最速で100勝に到達する。王手をかけたものの、これまで同様に個人の記録には関心を示さなかった。

 「いやもう(意識は)全くないですね。ファンの方に勝ちを届けたり、試合をきちっと終わらせて六甲(おろし)を歌ってもらえるか。それが一番の喜び。そこができるなら別に何勝でもいいですけどね」
 21日からは横浜でDeNAと戦う。会見の最後は「次は横浜?いきましょう」と笑顔で締めくくった。

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