広島ドラ1・平川蓮 1軍の起爆剤になってくれ 2軍で実戦復帰即安打 新井監督は近日中の昇格示唆

[ 2026年4月18日 05:05 ]

ファーム・リーグ   広島0―2阪神 ( 2026年4月17日    SGL )

<ファームL 神・広>初回、左前打を放った平川(中央)(撮影・後藤 大輝)
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 右肩肩鎖関節損傷で戦列を離れていた広島のドラフト1位・平川蓮外野手(22)が17日、ファーム・リーグ阪神戦で「1番・中堅」で実戦復帰し初回に左前打を放った。3打数1安打で右翼守備にも就き、不安を一掃した。1軍はこの日、DeNA相手に今季最少3安打で1得点で敗戦。貧打が深刻な打線において平川が戻ってくればチームの活性化も期待でき、新井貴浩監督(49)も近日中の昇格をにおわせた。

 平川は17日ぶりの実戦で問題ないことを強調した。右肩負傷から実戦復帰し、即快音を響かせた。初回、先頭で同じ北海道出身の左腕・門別のスライダーを捉えて左前打。「道産子の後輩なので1本打とうと思っていた。打てたので良かった」と声をはずませた。

 3月31日ヤクルト戦(神宮)の中堅守備で、フェンスに体を打ちつけて負傷交代。翌4月1日に「右肩肩鎖関節損傷」と診断されて出場選手登録を抹消され、リハビリを続けてきた。ウエートトレーニングで下半身強化を図ったことで「粘りも出てくる」と手応えをのぞかせた22歳。この日は5回に中堅から右翼に回り、8回の守備から交代した。

 「不安は全くなかった。全然(1軍でも)行けます」

 試合を映像で確認した新井監督も準備が整い次第、昇格させる考えを示した。

 「しっかり振れているし、動けていると思う。あとは次の日、体の状態がどうか。段階を踏んで良かったら(1軍に)呼ぼうと思っている」

 1軍は厳しい戦いが続く。この日のDeNA戦では、今季ワースト3安打でわずか1得点。外野陣は、代役で「1番・中堅」を務める大盛が1安打を放ったものの一時期の勢いからは陰りが見え始める。中村奨は打率・192で、ファビアンも同・193と2割を切っており、ともに無安打だった。

 この日、平川が右翼も守ったことを考えれば、昇格後は大盛、中村奨の状態を見極めた上での起用が想定される。また、「1番」の“定位置”に戻れば、チーム内の競争意識が高まることも間違いない。実際、平川が先発した試合でチームは3勝1敗。離脱後は3勝8敗と苦戦が続く。勢いが付かないチームの起爆剤になってくれ――。ここから逆襲に転じるためには、平川の力が必要だ。

 「今年の目標はけがをしないと設定して、すぐけがしてしまった。もう一回、けがをしないという目標を立ててやっていきたい」と平川。自身も逆襲のチャンスをうかがう中で早期の1軍復帰が待たれる。(長谷川 凡記)

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