阪神 智弁学園・杉本真滉を今秋ドラフト上位候補にリストアップ 選抜準V左腕 村上頌樹&高橋遥人も絶賛

[ 2026年4月14日 05:15 ]

阪神がコン開きドラフトの上位指名候補にリストアップしている智弁学園・杉本
Photo By スポニチ

 阪神が、今秋ドラフト上位候補として智弁学園(奈良)の杉本真滉投手(3年)をリストアップしていることが13日、分かった。今春選抜では決勝までの全5試合に登板し、16年春の村上頌樹(現阪神)の5戦5勝に匹敵する活躍で、チームを準優勝に導いた最速149キロ左腕。完成度の高い実戦派であることに加え、球団のお膝元・兵庫県出身でもある左腕を、今後も密着マークしていく方針だ。

 昨秋から「ベース板を通過する時の球が強い」と、スカウト陣の評価が軒並み高かった智弁学園・杉本が、虎の獲得リスト上位に名を連ねていることが判明した。今春選抜では決勝までの全5試合に登板し、同校先輩で16年春に5戦5勝で日本一をけん引した村上に匹敵するタフネスぶりを発揮。全国舞台、しかも本拠地・甲子園で完成度の高い投球術を披露した左腕の躍動ぶりに、評価は高まる一方だ。

 1メートル77、86キロの体格から投じる最速149キロの直球を最大の武器とする。選抜では、分かっていても痛打をほとんど許すことのなかった右打者へのクロスファイアが威力をいかんなく発揮。新たに習得したカーブ、カットボールで投球の幅も広がり、特に変化量の多いスライダーでも三振の山を築いた。

 投手に必要な要素も持ち合わせる。昨秋の近畿大会1回戦・近大付(大阪)戦では6失点しながら勝利投手となり、選抜準々決勝・花咲徳栄(埼玉)戦では7点劣勢の3回から登板して7回3安打無失点、8奪三振でチームの大逆転勝ちを呼び込んだ。チームに「勝ち運」を引き寄せる姿勢、人柄も大きな魅力と言える。

 今春選抜は大会前まで沖縄尚学・末吉良丞、山梨学院・菰田陽生、横浜(神奈川)・織田翔希が注目を集めていたが、フタを開けてみれば、最もインパクトを残したのは杉本だった。昨秋から、そのパフォーマンスを見守ってきた阪神も、高く評価。近畿地区担当の筒井和也スカウトは「これまで見てきたドラフト候補の中でも高いレベルにいる」と賛辞を惜しまない。加えて、母校の戦いぶりを映像でチェックしていた先輩・村上も「粗削りな部分もあるけど、真っすぐも強いしスライダーもいい。(高橋)遥人さんも“マジでいい投手”と言っていた」とその素質を認める。

 阪神には智弁学園出身の村上、伊原、前川が在籍。同門の先輩が複数人、チーム内にいる心強さに加え、2軍本拠地・SGL尼崎では最新鋭のトレーニング機器もそろう。環境は抜群と言える。

 球団のお膝元・兵庫県明石市出身でもある虎の恋人。今後も阪神は、その動向に目を光らせていく。

 ◇杉本 真滉(すぎもと・まひろ)2008年(平20)7月8日、兵庫県明石市出身。小1から枝吉パワーズで野球を始め、投手や外野手を務める。野々池中では神戸中央シニアに所属。智弁学園では1年夏に背番号18でベンチ入りし、同秋から背番号1。甲子園には1年夏、3年春の2度出場し、3年春は準優勝。50メートル走6秒9、遠投90メートル。1メートル77、86キロ。左投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年4月14日のニュース