日本ハム・細野 “外れ外れの1位”でプロへ…「見返そう」師・北川トレーナーとの約束果たす

[ 2026年4月1日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム9―0ロッテ ( 2026年3月31日    エスコンF )

現在も北川氏(右)に指導を受ける細野(提供写真)
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 あれから887日、見事に見返した。細野は、アマ史上最速の158キロ左腕として23年ドラフトの日を迎えたが「東都ドラ1セブン」の中で最後、外れ外れの1位でやっと日本ハムに指名された。その夜。カブス・今永らも師事するトレーナーで、細野を支えてきた北川雄介氏は電話で「俺はありえない(評価)と思うよ。見返してやろう」と熱く語りかけた。

 東洋大時代、佐々木朗希(現ドジャース)の映像を見た直後に投げると球速が上がるほどイメージが重要なタイプだった。以前から北川氏は「肩に負担がかかり、制球が難しい」と腕の位置を下げることを勧めていたが、強制はしなかった。今年1月。北海道で自主トレ中の細野から「やっぱり腕下げた方がいいですよね」と唐突な連絡。細野の中で「下げる」イメージが鮮明になった瞬間だった。

 都内の練習施設で偉業達成の瞬間を配信で見届け「本当に最高。やっぱり持っている。細野晴希サイコー!」と声を上げた北川氏。大学時代は安定感を欠き、投げるまで分からない「箱の中の細野」と言われた暴れ馬が、師との二人三脚で開花の時を迎えた。(柳内 遼平)

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