【侍ジャパン】辻発彦氏 菊池&菅野 立ち上がり不安定もさすがの投球術

[ 2026年3月3日 05:00 ]

強化試合   侍ジャパン 3―4オリックス ( 2026年3月2日    京セラD )

<オ・日>6回、宗を併殺に仕留め、野手陣を指差す菅野(撮影・北條 貴史)
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 【辻発彦 視点】侍ジャパンのエンゼルス・菊池とロッキーズ・菅野。韓国戦とオーストラリア戦に先発すると思われる2人が修正力の高さを見せてくれた。菊池は立ち上がりからスライダーの制球が甘かった。初回1死一、三塁。杉本にベルトの高さのスライダーを中前に運ばれ、続く森友にも真ん中のスライダーを痛打された。菊池は力のある直球と切れのあるスライダーが主体。直球を狙っている打者にスライダーが甘く入るとタイミングが合ってしまう。菊池自身、スライダーの制球が甘いことが分かっているので、初回はあえてスライダーを多めに投げて修正しようとしていた。2、3回はカーブとチェンジアップで目先を変え、4回に入ると紅林と山中を低めに鋭く変化する本来のスライダーで打ち取った。手応えをつかんだ46球だったと思う。

 菅野も立ち上がりストレートの四球で心配したが、ツーシーム、スプリット、カットを駆使してタイミングをずらしながら打ち取った。直球の割合を減らしたMLB仕様の投球で25球、2回無失点。65球の球数制限のある本番を意識したさすがの投球だった。(スポニチ本紙評論家)

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