【侍ジャパン】阪神・森下翔太が「ホームランウイング」第1号 猛虎侍が連夜の躍動!!

[ 2026年3月1日 05:00 ]

ラグザス侍ジャパンシリーズ2026 壮行試合   侍ジャパン7―3中日 ( 2026年2月28日    バンテリンD )

壮行試合<中・日>2回、勝ち越しソロを放ち、胸のJAPANの文字をアピールする森下(撮影・木村 揚輔)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す侍ジャパンは28日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026」の中日戦(バンテリンドーム)に7―3で勝利し、壮行試合を全て終えた。「5番・右翼」で先発した阪神・森下翔太外野手(25)が2回先頭で新設の「ホームランウイング」第1号となる左越えソロ。壮行試合4試合目で2発目の放物線を描き、初回に先制ソロを放った中大の2学年上・牧秀悟内野手(27)とのアベック弾で共演。6日に迎える台湾との1次ラウンド初戦へ弾みをつけた。

 今季、「30本塁打以上」を掲げる森下にとって、シーズン量産へ向けた“予行演習”にもなった。1―1で迎えた2回先頭。1ボールから大野の低めツーシームにスイングを仕掛けた。打球速度161・4キロの痛烈な打球は新設された「ホームランウイング」席に飛び込んだ。

 「あれくらいでホームランになるんだなっていうのも、バンテリンドームの感覚として分かりました」

 バンテリンドームでは昨年9月3日の中日戦以来、2本目のアーチ。当時の投手も大野だった。ただ、この夜は前日2月27日にお披露目されたバンテリンドーム初のウイング弾。これで宮崎での事前合宿中に開催された2月22日の壮行試合・ソフトバンク戦以来、実戦4試合で2本目の放物線となった。釣りざおのリールを巻くパフォーマンスを三塁ベンチ前で披露しながら喜びに浸った。

 「(合宿中に考えて牧さんとやっているパフォーマンスは)正式に決まったらまた言います。まだ、なじんではいないかなと…」

 その兄貴分に触発された。初回2死からは2学年上の牧が先制弾。クリーンアップを形成した中大時代、不振時に寄り添ってくれたのが牧だった。ただ黙々と、2人で素振りを続け、手本にしてスイングの修正を図った。そんな心優しき先輩とのアベック弾だったが、先輩からはヒーローインタビューで「(森下は)テラスを使った」といじられても、すぐに言い返した。

 「ホームランはホームランなので、全然どっちも価値はあるかなと思います」

 大谷をはじめ、同じ外野手の鈴木、吉田が名古屋からチームに合流した。現時点で本職の右翼は近藤がレギュラーの筆頭候補。ただ、森下も持ち前の勝負強さとパンチ力で猛アピールを続けている。これで井端監督が侍ジャパンの監督に就任した23年から、練習試合や国際大会も含めた計25試合で打率・373(83打数31安打)、7本塁打、23打点と高水準の躍動ぶりだ。

 「“行け”と言われた時にいつでも行けるような準備をしていくのが自分の役割。気を引き締めて、ケガなくやっていきたい」。あす2日からはオリックス、阪神との本大会前最後の強化試合2連戦(京セラドーム)。“地元”でもバットで魅せる。  (石崎 祥平)

 ○…森下はメジャー組の打撃練習に熱視線を送った。前日2月27日から2日連続で大谷、鈴木、吉田のフリー打撃を見学。「ただ凄いというだけじゃなく、凄くなる理由がある。練習を見ていて凄く感じた。目指すところはああいうところ。そこに向けて自分もやりたい」。WBC米国代表に選出されているボビー・ウィット(ロイヤルズ)の打撃フォームを参考にする25歳。「(メジャー組の打撃を)肌感覚で体感してみて思うこともある。もっともっと上を目指していきたい」と意気込んだ。

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