栗山英樹氏、23年WBCで感じた「超一流の底力」 世界一の日本が持つ「強さ、大きさ」を実感

[ 2026年3月1日 21:25 ]

栗山英樹氏
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 侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(64=日本ハムチーフ・ベースボール・オフィサー)が1日放送のテレビ朝日「『有働Times(タイムズ)』特別編 侍ジャパン世界一の歴史 秘蔵映像一挙公開!」(後6・04)に出演し、14年ぶりの王座奪還となった2023年の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返った。

 番組ではこれまでの大会映像に選手らのインタビューなどを交えて回顧。激闘を勝ち抜き、優勝後のシャンパンファイトの映像などを見た栗山氏は感慨深げな表情を見せた。改めて前大会を振り返り「こういう大会(に出場しているの)は最高の選手。我々(監督、コーチ)が負けさせてしまうことがある。選手に感謝しかない」と話した。

 メキシコとの準決勝は劣勢から逆転サヨナラ勝ち。0―3の7回に同点3ランを放った吉田正尚について「流れ的には何をしても本当に(スコアが)動かなかったので感動した。あの本塁打が全て」と振り返った。その後に再び勝ち越されたものの、1点ずつを加えた4―5の9回にそれまで好機で凡退を続けていた村上宗隆が逆転サヨナラ打で劇的勝利を挙げた。

 米国との決勝では3―1の8回にダルビッシュが痛恨のソロを被弾。それでも1点差で最後を締める大谷翔平にバトンをつないだ。栗山氏は「僕的には調子の悪い選手たち、投手で言うとダルビッシュ、バッターで言うとムネ(村上宗隆)。この人たちが調子が悪い中でもギリギリ1点差のまま最後(の大谷)に渡してくれたり、ムネが打ってくれたり。超一流の人たちの底力がないと勝ちきれない」と世界一を決める大舞台の空気を明かした。

 「調子が良い人はそのまま任せていいですけど、そういう(調子が良くない)人たちの強さ、大きさというのは、本当に日本はあるなと思った」と当時の心境を語った。

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