ソフトバンク・大関友久 ワインドアップ26年型新投法で貫禄の2回完全 「一つ前に進むことができた」

[ 2026年2月27日 06:00 ]

練習試合   ソフトバンク4―4ヤマハ ( 2026年2月26日    アイビー )

<ソ・ヤマハ>2回を投げ終えベンチに戻る大関(撮影・岡田 丈靖)
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 “新大関”の型が完成した。ソフトバンクの大関友久投手(28)が26日、キャンプ地・宮崎で2軍の練習試合(対ヤマハ)に登板し、今春初実戦から貫禄たっぷりの投球を見せた。ワインドアップで投げる26年型の新投法で2回をパーフェクト。直球中心に計17球を投げ、最速145キロを記録して2三振を奪った。開幕ローテーション入りは既に内定済み。昨季13勝からのさらなる飛躍へ、着実に歩を進めている。

 大関は今春初めての実戦登板を17球で終えた。20~40球を投げる予定だったが、それで十分。新フォームの完成に確かな手応えをつかんでいた。

 「ワインドアップで足を上げる際に出力に関係する“ため”の部分の確認ができた。今日で型はできた。これから中身を詰めていく作業。あと1カ月でしっかりとやりたい」

 26年型の投球フォームは、3歳のころの自宅の庭での壁当てからヒントを得たワインドアップだ。走者なしでもセットポジションから投げていたが“超原点回帰”を決断した。

 初回から新フォームで出力を上げた。全て直球で押し込み、5球で外野フライ3つに抑えた。「打者が立っていて力を込められているか。反応自体も悪くなかった。初回に確認できて一つ前に進むことができた」

 2回から変化球も織り交ぜ、先頭打者には初球のフォークでカウントを稼ぎ、最後は直球で左邪飛。次打者はスライダーで空振り三振に斬り、最後の打者ははこの日最速145キロの直球で空振り三振に仕留めた。「特に最後の1球はいい感じに力を出せたと思います。余裕もできた」。直球で空振り2、ファウル4を奪ったことにも好感触を得ていた。

 16、21日に打撃投手を務め、両日ともに50球ほどを全てワインドアップで投げた。この日はイニング間の投球練習でセットポジションで数球を投げた。打者に対してはまだ投げていないが「これでクイックに関してもイメージは持てました」と問題はない。

 昨季13勝5敗で自身初のタイトルとなる最高勝率(・722)を獲得した。小久保監督は上沢、モイネロとともに開幕ローテーション入り内定を明言している。23年に経験している開幕投手については「特には考えていない」と意識せず、地に足をつけて調整を進めている。

 「3月下旬にベストの状態をつくっていけるように逆算をしている。もっともっと、直球含めて上げていけるし、切れ、制球も詰めていける」。次回登板はオープン戦。“新大関”は自分の出番に備えることに集中している。 (井上 満夫)

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