【侍ジャパン】栗山英樹氏 ダルに感謝「ありがとう」 選手の魂を一つの方向に向けてくれる「接着剤」

[ 2026年2月20日 05:30 ]

宮崎事前合宿を訪問し、井端監督(左)と言葉をかわす栗山氏(撮影・平嶋 理子) 
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 23年のWBCでチームを世界一に導いた前監督の栗山英樹氏(64)が19日、侍ジャパンの宮崎事前合宿を訪問し、チームを激励した。また、アドバイザーとして参加しているパドレス・ダルビッシュ有投手(39)への感謝の思いを本紙に寄せた。

 グラウンドでダルビッシュに会い、真っ先に「ありがとう」と言わせてもらった。前回のWBCであらゆる面で大きな力になってくれて、今回はアドバイザーとして。日本野球のために尽くすその姿には感謝しかない。

 23年のWBC。あれだけの能力、技術、トレーニング方法などを含め「野球博士」と言われる彼の全てを伝え、教えてくれた。国際大会のプレッシャーがかかる中、新しい技術を覚え、取り入れることで選手たちは野球に集中できる。そういうことができる希有(けう)な存在。勝つのは選手なのだから、選手たちの魂が一つの方向へ向くことが極めて重要になる。グラウンド外での食事会なども含め、ダルビッシュという存在が接着剤となり全員を同じ方向へ向かわせてくれた。もちろん投手としても力になったのは言うまでもない。

 実は前回、出場要請のとき「選手よりもそっち(アドバイザー的役割)でやりましょうか」と言われた。こちらは重要な戦力と考えていたから選手として来てもらったが、その存在の大きさは前回で証明された。あれから3年。今度はアドバイザーとして侍ジャパンに来てくれた。自身はリハビリの大切な時期にもかかわらず、日本野球のためにダルビッシュは宮崎にいる。

 そんな彼の思いはチームに確かに伝わっていると感じた。「日本野球のため」という思いはみんなの意識付けとなり「自分のことよりも日本が勝つためにやるぜ!」という空気が何も言わなくても出ていた。侍ジャパンが一つになって連覇することを信じている。(侍ジャパン前監督)

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