「FA投手はコロラドには行かない」は過去に ロ軍にロレンゼン、菅野、キンタナとベテランが集まった理由

[ 2026年2月15日 10:10 ]

ブルペンで投球練習するロッキーズ・菅野
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」14日(日本時間15日)、ロッキーズの新方針について報じている。

 高地にあり、打者天国のクアーズ・フィールドはFA投手には人気がなく、ロッキーズが2015年以降に獲得したFA投手は、2022年のチャド・クール(年俸300万ドル)と2024年のダコタ・ハドソン(150万ドル)の2人だけだった。結果、ロッキーズは伸び悩む生え抜き先発、ウエーバー獲得選手、マイナー契約投手を寄せ集め、何とか162試合を消化してきたに過ぎなかった。

 しかしながらこのオフは、マイケル・ロレンゼン、菅野智之、ホセ・キンタナと経験豊富な3人に総額1910万ドル(約29億円)を投資した。新体制のポール・デポデスタチーム社長・編成本部長の下で、投手に不利とされてきた本拠地を、逆に「武器」に変える方針を打ち出した。

 目指すのはこれまでの「とにかくコンタクトを避ける」投球ではなく、ゾーンで積極的に勝負すること。配球でも外角低めに速い球を集めてきたが、多彩な球種でいろんなコースを攻める。そこでストライクを投げられ、緩急を使い分け、少なくとも5~6種類の球種を操れ、長いイニングを投げられ3人と契約した。

 デポデスタ氏は「適切な人材が集まった。3人ともコロラドで投げるという挑戦に向かってきてくれた。高地で投げることに不安を感じる人間は獲らなかった。3人はゾーン感覚が良く、球を自在に操れる」と評価する。投手コーチ補佐のゲーブ・リバスは「クアーズ・フィールドを究極のアドバンテージとして使う。そして相手を消耗させ、ウチと戦うのはしんどいと思わせたい」と言う。

 ロッキーズの先発ローテーションは、2025年に防御率6.65、イニング平均4回2/3とリーグ最悪級の成績だった。ロレンゼンは「高地に挑戦したいんです。投球への理解を深め、野球という競技そのものへの理解も深められる」と言う。キンタナも「難しい球場だというのは分かっているけど、この球場で最高の投球ができるよう調整していく」と話している。

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