【侍ジャパン】阪神・佐藤輝明 松井秀喜氏とWBC連覇へTG新旧キング夢の初共闘「やっぱデカいっす」

[ 2026年2月15日 05:00 ]

<侍ジャパン宮崎事前合宿>笑顔で話す松井氏(左)と佐藤(撮影・沢田 明徳)  
Photo By スポニチ

 阪神と巨人の新旧セ界キングが夢の合体!3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一連覇を目指す侍ジャパンの事前合宿が14日、宮崎市のサンマリン宮崎でスタートした。WBC初出場となる佐藤輝明内野手(26)は、激励に訪れた元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(51)と初対面。約5分間言葉を交わした上でフリー打撃に臨んだ昨季のセ界2冠王は、その打棒を目の当たりにした日米通算507本塁打の「ゴジラ」からの賛辞に背中を押された。

 身長と体重はほぼ同じだが、放たれるオーラが違った。佐藤輝が五感で感じ取った目前の「ゴジラ」は自らより大きかった。「やっぱりデカいっすね!」。フリー打撃の直前にはケージ裏で松井氏と約5分間、言葉を交わす機会にも恵まれた。

 「“去年は良かったね”と言ってもらえたので、すごくうれしかった。僕はヤンキース時代からしか知らないので、アメリカで活躍している凄い選手というイメージ」

 昨季40本塁打、102打点の2冠王に輝いた阪神の主砲と、巨人時代に本塁打と打点の2冠王3度という松井氏。永遠のライバル2球団の新旧4番が、夢の共演を果たした。松井氏からは「僕は子供の頃は阪神ファンだったよ」と語りかけられたりもした。

 レジェンドがケージ裏で見守る中、臨んだフリー打撃。それでも虎の大砲は地に足を着けた打撃を展開した。序盤の力感のないスイングから次第にギアチェンジ。芯を食った打球は軽々と右翼中段席へ飛び込み、滞空時間の長さは他者と一線を画した。計30スイングで4発。「ゴジラ」、そしてサンマリン宮崎に詰めかけたファンの視線を独り占めにするパフォーマンスで初日を終えた。

 佐藤輝の打棒を間近で体感した松井氏からは、賛辞が相次いだ。「パワーというか、スイングの強さというのは、きょう見ただけでも感じました。その(以前見た)時よりボールを芯で捉える、自分のゾーンでしっかり捉える確率が非常に高くなっている気がしました」。同じ右投げ左打ちで日米通算507本塁打を積み重ねたスラッガー・松井氏からの称賛は世界一への戦いに身を投じる上で、これ以上ない追い風だ。

 ケージ裏では、身ぶり手ぶりを交えながらの打撃指導も受けたもよう。だが「ここでは言えないっす。いろいろな話を…言えないっす。言えない、言えない」とかたくなに口を閉ざした。ただ「そう(今後に生かせそう)ですね」。収穫を手にしたのは間違いない。

 「しっかりここから動いていって、しっかり準備したい」。人生最重の102キロまでスケールアップした肉体に「ゴジラ」の魂も宿した「SATO」が、世界へ打って出る。 (石崎 祥平)

 ○…今季プロ6年目の佐藤輝は目下通算124本塁打で区切りの150本まであと26本に迫る。松井も巨人時代、プロ6年目の98年に通算150本塁打に到達。同年終了時点で師匠の長嶋茂雄の6年目に並ぶ通算162本塁打を記録。佐藤輝は今季38本目で2人に並ぶが、昨季40本の実績なら“レジェンド超え”も十分可能だ。

続きを表示
続きを表示 広告なしで読む

この記事のフォト

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月15日のニュース