ソフトバンク ドラ5高橋隆慶がA組へ正式昇格 支配下最下位から躍進を

[ 2026年2月13日 06:00 ]

打撃練習するソフトバンク・高橋(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクのドラフト5位新人・高橋隆慶内野手(24=JR東日本)が12日、キャンプA組への正式昇格を勝ち取った。第2クールからA組の練習に参加し、攻守で猛アピールして高い評価を受けた。小久保裕紀監督(54)は長打力ある打撃を生かすために本職の三塁だけでなく二塁にも挑戦させていくプランを披露。昨秋の支配下ドラフト最下位指名からのサクセスストーリーはまだまだ続く。

 吉報にも浮かれる様子は一切ない。特守を終えた高橋はA組への正式昇格に気を引き締めた。

 「自分が一番下手だと思ってやることに変わりありません。手放さないように次のクールからも頑張りたいです」

 笹川の体調不良に伴い、第2クール初日の6日からA組の練習に参加。当初は1クール限定だったが、アピールが実り、第3クールも“残留”することが決まった。そして、今回の正式昇格でA組宿舎への“引っ越し”も決まった。

 最大の武器が長打力ある打撃だ。10日のライブBP(実戦形式の打撃練習)では中越え三塁打を放った。王貞治球団会長も「彼は実戦向きの打撃をするよね」と高評価。首脳陣の目を引いたのは打撃だけではない。小久保監督は「バッティングの評価が僕以外のコーチも高い」と切り出した上で、課題とされていた守備面で適応力を見せていると語った。

 本職の三塁がメインだが、二塁にも挑戦中だ。「セカンドが初めてとは思えない動きができている。バッティングを生かしていく上で、少しでも可能性があるところをやらせた方がいい。今のところ可能性があるという評価」と説明した。

 小久保監督も青学大では三塁手だった。ダイエーに入団して1年目の94年は外野、二塁でも経験を積み、2年目の95年は正二塁手で本塁打王を獲得。二塁には昨季のリーグ首位打者・牧原大が君臨するが、高橋が台頭すれば戦力の層はさらに厚くなる。高橋も「セカンドとは縁がなかったのでびっくりしてますが、プレーヤーとしてのチャンスが広がるならばどんどんやっていきたい」と意気込みを口にした。

 昨秋ドラフトで支配下では最下位での指名だったが、着々と出世中。過去には19年ドラフト5位から昨シーズンに大躍進した柳町の例もある。14日からの第4クールから始まる紅白戦へ向けて「受け身にならずに攻めていきたい」と意気込んだ。目標の開幕1軍へ全力アピールを続けていくつもりだ。  (木下 大一)

続きを表示

この記事のフォト

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年2月13日のニュース