【26年版球界新士録(12)ヤクルト3位・山崎太陽投手】投手歴3年右腕 直球磨きチーム照らす!

[ 2026年1月25日 05:30 ]

キャッチボールする山崎(撮影・尾崎 有希)
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 伸びしろしかない。本格的な投手歴はまだ3年ほど。最速149キロの長身右腕・山崎は投手でのプロ入りに「想像は全くしていなかった」と笑った。それもそのはず。創価大入学時は捕手で「キャッチャーでプロに行きたいという目標だった」と振り返る。

 転機は入部直後に訪れた。スローイング練習を見た同大の佐藤康弘監督から「ピッチャーやってみないか?」と投手転向を打診された。帝京五でも1イニング登板しかなかった未知の世界。それでも「ワンチャンスというか、賭けに出てみようかなと」と決断。1年夏から投手として練習を開始した。

 ポテンシャルの塊だ。転向直後の紅白戦でいきなり142キロを計測。投手としての投球フォームが定まってない中でマークした球速に「頑張れば“もしかしたら”と思った」と手応えを得た。練習を重ね、切れのある直球を武器に3年春にはリーグ戦で登板するまでに成長。最上級生になるとスカウトからの注目を集め、プロの道を切り開いた。

 投手歴が浅いからこそ、魅力だらけの未完成だ。課題を「全部」といい「まずは真っすぐの質とスピードを磨きたい。そこから変化球」と基本に忠実にレベルアップを目指す。1メートル93、87キロと恵まれた体も魅力。「全体的にまだ線が細い。全てにおいて強化していきたい」と意気込む。

 「チームの柱になれるように。1年目から1軍で投げられるように頑張りたい」と山崎。「太陽」という名前のように、チームを明るく照らす存在を目指していく。(小野寺 大)

 ◇山崎 太陽(やまざき・たいよう)2003年(平15)7月6日生まれ、東京都青梅市出身の22歳。小学校入学前に吉野ベースボールクラブで野球を始め、中学では羽村リトルシニアでプレー。帝京五では1年秋から主戦捕手を務め、創価大1年夏に投手転向。3歳から小6までは水泳にも取り組み、得意種目は背泳ぎ。1メートル93、87キロ。右投げ右打ち。

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