巨人・戸郷 “原点回帰”で再起の誓い 目指すキャリアハイ「15勝」&「200投球回」

[ 2026年1月15日 05:20 ]

母校での自主トレを公開した巨人・戸郷(撮影・田中 健人)
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 巨人・戸郷翔征投手(25)が14日、宮崎県延岡市内の母校・聖心ウルスラ学園での自主トレを公開した。2年連続の開幕投手を務めた昨季は8勝にとどまり、復活を期す今季はキャリアハイの「15勝」と「200投球回」を目標に掲げた。遠投からボールの質を見直し、再起の8年目シーズンにすることを誓った。

 母校のグラウンドに差す陽光を背に、戸郷がキャッチボールを繰り返した。並々ならぬ決意を持って臨む一年。昨季の経験を糧にし、ワンランク上の投手に変貌を遂げる。

 「軸となる選手がいい成績を出さないと、ジャイアンツもいい順位にいけない。その責任は昨年に凄く感じたので、成績を出して優勝に貢献したい」

 昨季は平均球速アップを求め過ぎたために、フォームを崩すことがあった。フォーム修正の鍵とするのが遠投だ。これまで、試合前などでの遠投で調整していたが「年々、山なりの遠投になって質が悪くなっていた。遠投をまた一から見直している」と言う。巨人では、かつてのエース・上原浩治も遠投を大事にしてきた。この日も約60メートルほどの距離で動画をチェックしながらフォームを固めた。

 20年8月、球団YouTubeで戸郷が遠投をする姿が公開された。相手だった当時の同僚・菅野に「お金が取れるキャッチボール」と言わしめた動画も見返し「回転の質だったり高さはいいものがあった。角度を落としてもいい伸びだったり質のいい球を求めている」と原点回帰する構えだ。

 2年連続開幕投手でスタートした昨季は2軍落ちも経験するなど、21試合で8勝、規定投球回に届かず111イニングに終わった。再起を期す右腕は「今年は15勝、200イニングも目標に掲げて、キャンプからいい取り組みができたら」と力を込める。22~24年にマークした12勝が自己最多で「12勝の壁」も打ち破る。

 練習後には、延岡市内の今山八幡宮で137段の階段トレーニングを行い、参拝後には縦横約1メートルの巨大絵馬に「15勝」と力強く書き込んだ。同神社は商売繁盛などに御利益があるとされる。リーグ優勝&日本一へ、白星の“稼ぎ頭”となる。(田中 健人)

 《母校室内練習場に人工芝寄贈》戸郷が報道陣へ昼食を振る舞った。練習後に、宮崎県内などで出店しているキッチンカー「クニーズ フードトラック」を呼び、唐揚げや韓国風のり巻きのキンパ、チーズボールなどを提供。「これ、めちゃくちゃおいしいんですよ」と自ら手渡す気遣いを見せた。また、毎年自主トレを行う母校には、室内練習場に人工芝を寄贈した。

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