ロッテ・ドラ3奥村 ドラ1石垣元と「国宝」になる!大ヒット映画から刺激受け「両方ともなれるように」

[ 2026年1月13日 05:30 ]

ロッテ新人合同自主トレで黙々と強化メニューをこなす奥村(撮影・長久保 豊)
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 ロッテのドラフト3位左腕・奥村(横浜)が12日、同1位右腕・石垣元(健大高崎)と2人でロッテの「国宝」となることを誓った。「映画は片方だけでしたけど、(石垣元と)両方とも“国宝”になれるよう頑張ります」。映画とは少しだけ結末を変えて、プロの世界でともに主役を演じ切るつもりだ。

 昨年11月に大ヒット中の作品を横浜市内の映画館で1人で観賞。約3時間の上映時間ながら「一瞬で終わった。めっちゃ楽しかったし、面白かった」と堪能した。原作小説も読み感銘を受け、映画のステッカーを携帯端末のケースに挟んでいるほどだ。歌舞伎の世界を舞台にライバル2人の姿が描かれた大作。1人だけ人間国宝になる映画と違い「左右の国宝」としてチームを引っ張る未来図を思い描いた。

 高校時代から同じ関東圏で意識し、切磋琢磨(せっさたくま)してきたライバル物語の続き。最速は石垣元の158キロに対して148キロでも「唯一無二の独特な真っすぐ」と自負する。ゆったりとしたフォームから放たれる球筋は、打者には球速以上の伸びを感じさせる。新人合同自主トレのキャッチボールでも低く鋭い軌跡を描き、「プロの打者に通用するように真っすぐを磨く。しっかりと直球で勝負できる投手になるのが1年目の目標」と宣言した。

 映画「爆弾」も観賞し、東大・京大生のバイブル「思考の整理学」(外山滋比古著)を愛読するなど好奇心旺盛な18歳。ロッテ、そして球界の宝を目指し、一大ストーリーが幕を開ける。(鈴木 勝巳)

 ≪映画「国宝」≫吉田修一氏の同名小説を李相日監督で映画化。歌舞伎の世界を舞台に、任(人ベンに峡の旧字体のツクリ)の一門に生まれた喜久雄(吉沢亮)と歌舞伎界の名門の跡取り・俊介(横浜流星)の2人がライバルとして芸の道を究めていく姿を描く。昨年6月に公開され、約3時間の作品ながらリピーターが続出して観客動員は1300万人を突破。興行収入も邦画の実写で歴代1位となる190億円に迫り、現在も公開中。

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