巨人・大勢 今年の目標は「世界一と日本一」 まずWBCへ使用球「握りながら寝ています」

[ 2026年1月9日 05:30 ]

WBC球を手に意気込む大勢(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 2つの頂点まで駆け上がる。巨人・大勢投手(26)が8日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを公開した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに2大会連続で選出されている右腕は、今年の目標を世界一とチームでの日本一に設定。侍のクローザー候補は、まずはWBC連覇へ万全の準備を整える。

 少し悩んだ後、大勢が色紙にすらすらとペンを走らせた。したためた文字は「世界一と日本一」。今年の春と秋に最高の美酒を味わう青写真を描いた。

 「選んでいただいたので世界一の力になりたい気持ちと、僕はまだプロ野球選手になって日本一になったことがないので、日本一になりたい気持ち。どっちも一番を獲りたい」

 この日は約2時間のウエートトレーニングと、キャッチボールで汗を流した。WBC使用球を投げることはなかったが、日頃は「握りながら寝ています。それが(侍ジャパンの)責任だと思う」と力強い。枕元のWBC使用球と眠りにつき、見る夢は再び仲間と歓喜に沸く姿だろう。

 23年の前回大会は米国との決勝戦でも登板するなど、4試合で無失点と世界一に大きく貢献した。昨年11月の韓国との強化試合では、2戦目の9回に同点弾を浴びた苦い経験もあり「個人的にもしっかりとした投球ができれば。恥じないプレーができるように調整したい」と3月の本大会を見据え、早めの調整を進めていく。

 今オフは、左腕の使い方を中心に投球フォームの見直しに着手している。昨季は登板62試合で46ホールドと最優秀中継ぎのタイトルを獲得したが「結果にこだわりすぎて、その場しのぎの形になっていた。もう一回見直す時間にしている」とさらに磨きをかける。

 WBC後の23年シーズンは故障を経験し、満足な成績を残せなかっただけに「しっかりと集中して一年間、取り組みたい」。井端監督から抑え候補として期待される右腕は、最高の“WBCイヤー”にするつもりだ。 (田中 健人)

この記事のフォト

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年1月9日のニュース