ロイヤルズがクアトラロ監督に3年の契約延長 看板選手ウィットも「天才的な頭脳の持ち主」と絶賛

[ 2026年1月5日 09:05 ]

ロイヤルズのマット・クアトラロ監督(AP)
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 ロイヤルズは4日(日本時間5日)、マット・クアトラロ監督(52)と3年の契約延長に合意した。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は同日、契約延長について分析した。

 クアトラロ氏は2022年シーズン終了後、マイク・マシーニ氏の後任としてロイヤルズの監督に就任。レイズでベンチコーチおよび三塁コーチを務めていたクアトラロ氏にフロントは「創造性と考える力」を持ち込み、既存の枠組みに挑戦できる人物として期待を寄せ、招へいした。

 監督1年目は厳しい船出となり、チームは106敗を喫した。ロイヤルズは16年から7年連続で負け越しており、就任前年の22年も97敗を記録。再建途上のチームを引き継いだ事情を考えれば、結果は想定内だった。転機となったのは23年オフだ。積極的な補強で勝負に出た結果、24年にロイヤルズを86勝76敗で、9年ぶりにポストシーズン(PS)に進出。ワイルドカードシリーズ(WCS)ではオリオールズをスイープし、ア・リーグ地区シリーズ(ALDS)ではヤンキースに1勝3敗で敗れたものの、大きな前進を印象づけた。

 チームの顔であるボビー・ウィットは「天才的な頭脳の持ち主で、僕たちを率いるのにこれ以上ない存在だ」と指揮官を絶賛している。24年オフもロイヤルズは積極的な動きを見せ、再びプレーオフ進出を目指したが、25年は82勝80敗にとどまり、ワイルドカード最後の枠に5ゲーム届かなかった。それでもフロントとオーナー陣は、チームが正しい方向に進んでいると判断している。

 クアトラロ就任以前の30年間で、勝ち越したシーズンがわずか4度しかなかった球団にとって、同監督体制下での成果は明らかだ。2026年を契約最終年として迎えさせるのではなく、早期に新契約を結んだ判断は、決して驚きではない。

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