Wソックス傘下2A西田が野球イベント開催「日本の大学に高校生がアピールできる場をつくりたい」

[ 2026年1月4日 18:34 ]

参加者と記念撮影するホワイトソックス・西田(中列中央)=撮影・沢田 明徳
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 ホワイトソックス傘下2Aの西田陸浮内野手(24)が4日、自身が23年に起業した「ワンハネ」と米リクルーティングメディア「Five Tool」が連携した野球イベントを千葉県成田市内で開催した。

 主な対象は米大学所属の日本選手で、編入時に必要な「プレー動画」を準備する場として企画した。「Five Tool」は米大学コーチ向けのサブスクリプション型サービス。同社のジェフリー・カーン副社長らが来日して実際にデータを測定しながら、60ヤード走や打球の初速、捕手のポップタイム(捕手がボールを捕球し二塁手が捕球するまでの時間)などプレー動画を撮影し、即座にSNSに投稿した。

 西田自身は車で全米を回って自分を売り込み、マウントフッド・コミュニティ・カレッジからオレゴン大への編入を勝ち取ったが、「正直、あれは無理です。きつすぎます」と振り返る。だからこそ、動画の必要性を感じ、今回のイベント開催につなげた。

 ただ、「動画を見てもらって終わりではない。決まったら、実際に大学に行って、監督やコーチと会って、雰囲気を見て決めるべきだと思っています」と言う。さらに「僕の目標の一つは日本の大学野球が発展すること。将来的には日本の大学のコーチが参加し、高校生が直接アピールできる場をつくりたい」と続けた。

 西田の米3年目の昨季は2Aで115試合に出場し打率・273、出塁率・403をマーク。このオフはスマートフォンでデータ計測、分析ができるアプリ「スマートスカウト」と契約し、スイングスピード向上をテーマにトレーニング。米4年目の26年シーズンに向け「今年が勝負です。目標は3A。定着できれば、メジャーに行ける」と力説。この1年で体重を63キロから72キロまで増量し「奥さんに大分、手伝ってもらいました」と感謝の気持ちも忘れない。

 2年総額3400万ドル(約53億円)でホワイトソックスへの移籍が決まった2学年上の村上とは立場こそ違うが、春季キャンプでは同じ日本選手としてサポートできる環境にある。「チームを引っ張っていく立場で将来的にキャプテンになるような選手。チームのために、もし困ったことがあればできることをしたい」と話した。(柳原 直之)

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