日本ハム・ドラ1大川 母校・常総学院訪問「タイトルは全部獲りたい」 恩師・島田監督超えで恩返し

[ 2025年12月19日 06:00 ]

常総学院に凱旋し、生徒会生徒から花束を受け取る大川(撮影・小林 伊織)
Photo By スポニチ

 日本ハムのドラフト1位・大川慈英投手(22)が18日、母校・常総学院(茨城)で開催された凱旋歓迎会に出席し“恩師超え”の活躍で恩返しを誓った。高校時代に指導を受けた島田直也監督(55)は、87年ドラフト外で日本ハムに入団した球団の大先輩であり、横浜移籍後の97年に最優秀中継ぎ投手に輝いたリリーバーでもある。最速155キロの守護神候補は縁を感じながら、プロの世界でタイトル獲得を目標に掲げた。

 青春時代の3年間を過ごした思い出の地。原点に帰還し、大川は真っすぐなまなざしで、恩師を超えるような大活躍を誓った。

 「明確な目標があると分かりやすい。クローザーが希望ですけど、最優秀中継ぎ賞であったり、(タイトルで)獲れるものは全部獲りたい」

 地元・神奈川県平塚市から、春夏通じて甲子園2度優勝を誇る名門へ入学。87年夏の甲子園準優勝投手で、日本ハム、横浜などプロ4球団で活躍した島田監督から指導を受け、自慢の剛球に加え、投球術も磨いた。練習試合での登板後には配球の指導も受けた。恩師と共に過ごした濃密な3年間について、「一球に対しての指導を受けた。その指導が今の野球観につながっている」と原点を振り返る。

 明大での4年間を経て、ドラフト1位にまで成長し、直球は最速155キロとなった。常総学院から日本ハムに入団した島田監督も「1位って凄えな。監督として指導した初めての選手がプロになったことは励みになる」と刺激を受ける。その上でプロ4球団で通算419試合に登板し、39勝をマークした百戦錬磨の恩師は「ここから勝ち取っていかなくちゃいけない世界。厳しいが慈英ならできる。頭のいい子なので」とエールを送った。

 11月24日に行われた新入団選手発表イベントでは背番号「27」に決定。終了後には新庄監督からインスタのフォローが届き、ダイレクトメッセージで「ボス」の2文字が送られてきて「このチームで戦っていくんだなという実感が湧いた」と気を引き締めた。

 新庄監督からは守護神候補の一人として期待される。目標は、島田監督が97年に獲得した最優秀中継ぎ投手賞を含め、タイトル総なめを狙う。「プロ野球選手を明確な目標としたのが高校。最初の基礎を教えていただいたのが常総学院。感謝しています」。伝統校で培った野球観を武器に、大川はプロの舞台で大きく羽ばたく。(小林 伊織)

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年12月19日のニュース