【対談 阪神・岩崎優×坂本誠志郎】来季は3度目の胴上げバッテリー目指す 21世紀では単独最多に

[ 2025年12月18日 05:00 ]

トロピカルドリンクで乾杯する阪神の坂本(左)と岩崎(撮影・大森 寛明)
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 阪神は16日(日本時間17日)、優勝旅行先の米ハワイ州ホノルル市に到着し、藤川球児監督(45)ら一行は五つ星ホテル「ハレクラニ」で祝賀会に出席した。今季の「胴上げバッテリー」だった岩崎優投手(34)と坂本誠志郎捕手(32)が対談し、来季もリーグ優勝の瞬間をグラウンドで迎えると宣言。23、25年に続く3度目の胴上げバッテリーが実現すれば、21世紀では単独最多となる。(構成=八木 勇磨) 

 ――2年ぶりのハワイ優勝旅行。前回とまた違った心境なのか。

 岩崎 こんな感じだったなあと、思い出しました。(滞在中の)プランは、何も聞いていないですね。ゴルフはありますけど。

 坂本 僕、ハワイは初めてなんですよ。

 岩崎 そうなの?こんなことしたい、とかある?

 坂本 いや、何もないです。何か決めてこようと思っていろいろ見てきたけど、何も決まらないままで。食事する店だけ、ここ行きたい、あそこ行きたい、っていう。聞いた話とかも含めて予定は立てたんですが、それ以外はほぼ、何も決めずに。決まらないです。決まります?

 岩崎 うーん…。もう、オレは何も決めようともしないから。

 坂本 僕もそんな感じです。決められへん。ハワイでは体を動かしますか?

 岩崎 前回はしました。今回も一応(練習を)する準備はしてきました。肩回しておきたいな、ぐらいはあります。私は。

 坂本 私はもう、今すぐにでも動きたい。普段から動いてる方だと思うので、動いていない方がしんどい。ジムはどこかな…。

 ――今年も胴上げバッテリーになった。

 岩崎 ホッとしましたよ。たぶん表情とか出ていると思いますけど。終わったあ!って感じでした。23年もホッとはしましたよ。ホッとする、が一番最初(の感情)ですね。

 坂本 23年は、ちょっとヒヤヒヤしましたか?最後。

 岩崎 そうだね。

 坂本 (23年は)やべ、やべ、やべ…。あ、やべやべやべ…と思いながら。でも(今年は)最後に三振を取りたい、ドン!みたいな感じのを狙っていましたけど、秋山さんとの対戦で“無理や”と思いました。優勝が決まった後も“そこで三振取りたかった、でもこれ取れない、無理だ…”みたいな冷静な会話をしたのを覚えています。

 ――来年も胴上げバッテリーになれば、21世紀単独最多の3回目。

 岩崎 捕手はもちろん(意識は)あるでしょうけど、本音で言えば、自分は(投手は)誰でもいい。先発が全部投げてくれたっていいわけですから。でも9回を任されてスタートするわけですから、もし継投になった時、(抑えが)自分じゃなかったら、シーズン中に何かが起きて、自分がそのポジションじゃなくなったり、という場合もある。そうなれば、そもそも優勝というものが遠ざかってくる。しっかり役割を全うして、3度目、目指したいと思います!

 坂本 僕は最初から出て、最後まで、ということを言い続けているので、意識はあります。でも、来年もザキさんが9回を投げる。今おっしゃった通り、その構想が崩れていくというのはチームにとって危ない。それが続いていけば、そういう形におのずとなる。

 岩崎 三振で、と付けておきましょうか。それがいいんじゃないすか?(過去2回は二飛、中飛で)3回目は三振で、誠志郎が最後にボールを捕る!

 坂本 それがいいですね!

――互いの凄いところは。

 岩崎 もうずっと(試合に)出て、ずっと考えているので。まあ、当たり前かもしれないですけどね。捕手がしっかり考えてくれなかったら、投手はここまでの数字は出てないと思います。それを受けて、どうですか。

 坂本 それを受けて!?(笑い)。ザキさんはずっと投げている。僕が入ってきたころ(16年)は先発で、途中から中継ぎ。ずっと見てきて、ずっと投げてるな、と。だけど、本当にいつもフラットだから、チームに与える安心感も凄い。感情の起伏を表に出さず、いつもマウンドに上がってボールを投げて帰る。一番難しいことをずっと淡々としている。

 岩崎 (感情の抑制は)そんなに意識していないですけどね。そうなっていますね。

 ――坂本捕手と衝突したこともある?

 岩崎 衝突は、私はないです。誰とも衝突しないので。話し合ったことも、あんまりないんじゃない?リリーフみんな、そうじゃない?ある時はあるか。先発の方が、じっくり話したりとか、あるんじゃないですかね。

 坂本 抑え方に特段こだわりがあるわけでもないし、言わなくても、どのケース、どの状況で、どういうふうに投げるかも含めて、“どういう結果を持って帰るか”しか考えていない。そこをもう(岩崎が)分かって投げてくれているのは分かる。若い子にはそれをあえて教えてあげないといけないけど、(岩崎は)そんな必要もない。

 ――来年はチームをどう引っ張っていく。

 岩崎 自分はいつも一緒なので。まず数字を出したいと思います、一番は。数字で引っ張って、そうしたら言動とかにも説得力が出てくると思う。それが今年は負けてますよ、他のブルペン(投手)に。またそこを一番いい数字を出せるようにして、引っ張っていきたいなと思いますね。誠志郎はキャプテンなの?“C”がつくってこと?Cマーク?

 坂本 やることは変わらないですね。(前回の22年から)やることのレベルや内容が、もっともっと上がってないといけない。でも、みんないろいろ考えながらやっている。何かを始める、何かをやめる、節目節目のきっかけになれば。それぐらいの感覚ですね。

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