広島・島内颯太郎「しっかり評価していただいた」初の大台に決意新た!来季は60戦超登板&防御率0点台 

[ 2025年12月17日 05:05 ]

球団事務所で契約更改に臨んだ島内
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 広島・島内颯太郎投手(29)が16日、広島市南区の球団事務所で交渉し、4200万円増の年俸1億3000万円(金額は推定)で来季の契約を更改した。今季は3年連続50試合超えとなる60試合に登板し、防御率1.40の自己ベストをマークしたセットアッパー。新選手会長に就任する来季は登板60試合超、防御率0点台を目標に掲げ、8年ぶりのリーグ制覇へ尽力する意気込みだ。

 約100分に迫るロング交渉。その大半は「チームのことや選手側からの要望」に費やしたという。自身の年俸は下交渉の段階で大筋合意しており、4200万円増の1億3000万円でサイン。新選手会長は、プロ7年目を終えての初の大台突破を喜んだ。

 「しっかり評価していただいた。大台はプロに入った時から一つの目標だった。達成できてうれしく思う」

 今季は3年連続50試合超えで、森浦とチーム最多で並ぶ60試合に救援登板し、4勝2敗1セーブ29ホールド、自己ベストの防御率1.40をマーク。8月27日の巨人戦では通算ホールドを116とし、今村猛の記録を抜いて球団最多を更新した。

 「昨季は調子の波が大きかった。今季は、1年通して波を小さくをテーマにやってきたので、そこは及第点かなと。ただ、悔しい思いの方が強かった」

 中でも「かなり悔しかった」と語気を強めたのが9月7日の阪神戦だ。敵地で敗れて2年連続で眼前胴上げを許し「勝ってなんぼの世界。優勝に対する気持ちが強くなった」と強調。新選手会長の立場で今後のチームについて言及した。

 「勝ちに対しての意識を、チームでもっと持たないといけないと思う。その雰囲気づくりを、僕や僕らの世代が中心となってやっていかないといけない」

 8年ぶりのリーグ制覇を目指すには、個人成績でも多大な貢献が求められる。それは高年俸選手の責務でもある。島内は百も承知。「セットアッパー、抑えにはまだ上の選手がいる」としてライバル球団に在籍する救援2投手の名前を挙げ、意気込みを口にした。

 「(阪神)石井選手や(中日)松山選手が投げると、点を取る雰囲気をつくるのさえ難しかった。僕はそう感じた。そういう投手が後ろに控えているだけでもチームの強み。チームが勝つためには、自分がそういう投手になっていかないと」

 目標に掲げるのは登板60試合超、かつ防御率0点台。シャイでもマウンドでは年々たくましくなる29歳、剛腕と誠実な人柄でチームの勝利に貢献する。(江尾 卓也)

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