フィリーズ監督 今井達也は「彼はローテで良い働きをすると思う」 補強ポイント「先発右腕」に合致

[ 2025年12月10日 06:27 ]

フィリーズのロブ・トムソン監督
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 大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティング(WM)が9日(日本時間10日)、フロリダ州オーランドで行われ、フィリーズのロブ・トムソン監督(62)が会見に応じた。

 西武からポスティングシステムを利用しての大リーグ移籍を目指す今井達也投手(27)について、知っているかを問われた指揮官は「イエス」と答えた上で「日本からポスティングされる選手は皆、本当に良い選手だと知っている。今井選手は本当に良い投手。彼はローテーションで良い働きをすると思う」と語った。

 フィリーズは先発右腕が手薄で補強ポイントに合致。今秋の地区シリーズで敗れたドジャースへの雪辱のため大きな期待をかけている。大リーグ公式サイトによれば、FAとなった左腕スアレスの去就が読めず、現時点で来季の先発ローテーションはサンチェス、ルサルドの左腕2人とノラ、ウィーラーの右腕2人の計4人が内定。ただ、エース右腕ウィーラーは9月の胸郭出口症候群の手術の影響で来季開幕に間に合うか不透明な状況で、ノラは年々球速が低下するなど不安要素が多い。25年に直球の平均球速95マイル(約153キロ)を計測し、変化球も切れる本格派の今井はうってつけの存在といえる。

 2年連続地区優勝のフ軍は今秋の地区シリーズではドジャースに1勝3敗で敗退した。今井はメジャー挑戦に際して「そういう打者から三振を取ってみたい」と大谷との対戦を熱望。テレビ番組のインタビューでもド軍を「倒したい」と発言し、米球界で大きな話題を呼んだ。

 同日に取材に応じた代理人のスコット・ボラス氏は、今井の交渉状況について「投手のマーケットは非常に活発だ。今井はこの市場で最も速いボールを投げる投手で、しかも最も若い。そのため彼には当然多くの関心が寄せられているし、私たちは複数の球団とその話を前進させている」と語った。具体的な球団数については「具体的な数字は言わない。ただ、多くの関心があることは明らかだ。数字は言わない。今井を必要としない球団がどこにあると思う?そういうことだ」と説明した。

 今後の展開について、ボラス氏は、今井が近日中に米国に来ることを明かした上で「このミーティングの後に、彼との会談の形式をスケジュールするつもり」と話している。今井の交渉期限は米東部時間で来年1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)となっている。

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