菊池雄星 高校野球にチャレンジ制度導入のすすめ「ボランティアの審判さんを守るため…」地元・花巻で講義

[ 2025年12月7日 12:53 ]

講演を行うエンゼルスの菊池(撮影・柳原 直之)
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 エンゼルス菊池雄星投手(34)が7日、岩手県花巻市で昨年11月に設立した複合野球施設が主催する「K.O.Hベースボールカンファレンス 2025 winter」に出席。「日米16年で体感した、野球の変化とメジャー・日本プロ野球の違い」のテーマで講義を行った。

 講義には受講者94人に加え、母校・花巻東など近隣の高校の野球部6校と盛岡大野球部を招待。球速を上げるポイントなど、投球の技術的な部分に加え、投手目線からの打撃における重要性など熱弁をふるった。打撃については、打者を評価する指標で出塁率と長打率を合わせた「OPS」を重視するべきと話した。

 ブルージェイズ時代の同僚・ゲレロの試合前のルーティンで、近い距離から投げられたボールを色によって振る、振らないなどの判断をするトレーニングを紹介。「ゲレロは試合前に10分、15分必ずやっている。だから選球眼もいいし、ストライクゾーンをコントロールできる」と説明。「米国ではリトルリーグからOPSしか出さない。打率、本塁打、打点はない。OPSを上げることが得点につながる」と日本球界でも積極的に取り入れることを勧めた。

 さらに「チャレンジ」の積極導入も持論として挙げた。米国では小学生の大会でもチャレンジが認められていることを実例として挙げ「いいなと思ったんですよ」という。「チャレンジがいいかどうかっていうよりも、審判はボランティアですから。審判さんを守るためにも、絶対に高校野球にはチャレンジを入れた方がいいと思ってます」としたうえで「ボランティアでやってて、あれだけ注目される高校野球で、チャレンジがない。一つのミスで、すごく叩かれてしまうというのは、めちゃくちゃかわいそうだなと思っていて…」と持論を展開した。

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