MLBウインターミーティング直前 FA市場は椅子取りゲーム化!?主役はカイル・シュワバー

[ 2025年12月6日 07:13 ]

フィリーズからFAとなったカイル・シュワバー(ロイター)

 MLBのウインターミーティングが8日、フロリダ州オーランドで開幕する。スポーツ専門局「ESPN」電子版は、最新情報をもとに今オフ市場の流れを予測している。

 今オフのFA市場は、例年積極的に補強を進めるドジャースをはじめ、有力球団が慎重な姿勢を見せている。背景には、今後の労使交渉をめぐる不透明感が影響している可能性があり、その結果、FAでの大型契約よりもトレードで戦力を補う動きが強まると見られている。

 各球団の動向を左右する出発点は、スラッガーのカイル・シュワバーだ。フィリーズ、レッズ、パイレーツ、レッドソックス、オリオールズ、メッツなどが獲得に関心を示しており、シュワバー獲得には5年契約が必要と考えられている。もしミーティング期間中に契約がまとまれば、各球団は次の選択肢へ一斉に舵を切り、市場全体の動きが一気に加速すると予想されている。

 スラッガー獲得に積極的なのは、フィリーズ、レッドソックス、ブルージェイズ。一方、投打の複数ポジションで慎重に市場を見極めているのが、ヤンキース、メッツ、カブス。状況次第で大きく動く可能性があるのが、オリオールズ、タイガース、レッズ、パイレーツといった球団だ。また、外野手セドリック・マリンズがレイズと1年700万ドルで早々に合意したことは、今オフ市場を象徴する出来事と見られている。マリンズは完璧なFA選手ではなかったものの、素早い契約は、選手側に広がる早く席を確保したいという危機感を反映している。

 ある関係者は現在の市場を「ミュージカルチェア(椅子取りゲーム)」に例えており、「契約という椅子があるうちに座った方がいい」という空気が漂っていると指摘する。

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